徒然USO800

時事ネタ漫画や同人活動報告やら雑多な漫画日誌です。

青の6号 「雷撃戦」

2012-04-11 22:04:42 | Weblog



 日曜日実家の押入れから「青の6号」のコミックが3巻出てきた。うおー、懐かしい。青の6号はカッコええな~。とても40年以上も前のマンガとは思えん。

 悪の秘密結社マックスは一種のテロ団体だが世界中の通貨の1/80を抱え込む経済団体。当初は麻薬やらで資金を集めていたがだんだん世界中からスポンサーを集めるようになり、私設軍隊を持ち、国連に代表団を送って国土を持たない「散在国家」として認めろという要求をするまでに至った。つまり経済力で世界を牛耳ろうとする。当時としては突拍子も無い話だが現在ではむしろ真実味のある設定である。こんなのを40年以上も前に考えていたとは小沢さとる氏はすごい。やはり青の6号はこれが一番好きだ。数年ほど前にOVAの「青の6号」があったがあれはあまりにSF的過ぎて気に入らず観ていない。はっきり言ってパッチもんだ!(笑) 
 
 青の潜水艦が搭載する「スタンピート」という兵器は魚雷をロケットブースターで水上に打ち上げ、ブースター切り離し後敵潜水艦の背後に着水。魚雷がそのまま後ろから敵潜水艦を襲うという兵器でした。これでマックスの潜水艦隊は大混乱に陥ってました。いやいや子供心に「すっげー!」と本気で実在する兵器だと思っていたんだけど。
 それにしてもマックスの首領が時代を感じさせる。(笑) 昔は悪の秘密結社の首領と言えばこんなのばかしだった。

 しかし我らの青6もマックスの大和を改造した潜水戦艦「ヤマト」と交戦、大打撃を与えたものの奮戦虚しく沈んでしまった。うーん、あの形好きだったのに。あんな旧式の形でも動力は原子力。(笑)当時は原子力は理想のエネルギー。船はもちろんのこと原子力ロケット、原子力旅客機、原子力自動車、原子力大陸横断列車なんかが少年誌をにぎわせていた。

 なおグロッシーちゃんが言っている「強化剤」はエイトマン+強化剤でググってみてね。

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