徒然USO800

時事ネタ漫画や同人活動報告やら雑多な漫画日誌です。

猿でもわかる4コマ講座① 「起承転結」

2009-12-05 18:04:01 | Weblog
 ここしばらく4コマコミックや雑誌にトンとご無沙汰していたのだがついつい「けいおん!」の単行本を買ってしまい、ついでに4コママンガの雑誌も買った。「けいおん!」はアニメのキャラと原作のキャラがあまりに絵柄が違うので一部で物議もかもしていたようだが原作は極めてオーソドックスで4コママンガの王道を行く作品だと思う。そもそも4コママンガをアニメにするとほとんどオリジナルストーリーになるんじゃないかと思っていたのだがアニメの方もきちんと原作のストーリー展開を追ってはいたようだ。ついでに細かいギャグまでけっこう忠実に。(笑) まぁ、キャラデザインは昔から原作とアニメが似てるようで似てないってのはよくあることなのでいいだろう。(典型的な例はど根性ガエルか?) でもアニメのキャラの可愛さで大ヒットしたからいいんではなかろうか。原作コミックもわずか1年6ヶ月で18版も重ねてる・・ すげーな。

 さてともに買った4コマ雑誌も含めて読んでみた感想は「起承転結」を無視した作品が目立つな~。ということである。実に嘆かわしいことである。わしは4コママンガって日常生活の中のさりげない可笑しい場面を切り取って思わず「クス!」と笑える「癒しの笑い」を提供するものだと思っている。 新聞に連載されてるような作品がその代表だろう。一方で社会風刺をテーマにしたものはどちらかというと毒と皮肉を含んだブラックユーモアではあるがどちらも「起承転結」の原則は外していない。

 だが「けいおん!」を含めて雑誌の4コママンガの中にはオチの無いものがある。これ、よく読むとその号に掲載されている数本で一つのストーリーを作っているパターンなのだ。だからそのストーリー展開の中でどうしてもオチの無い作品が出てくる。何もわざわざ4コママンガを組み合わせてストーリーマンガを作ることはないと思うのだがこれが今のトレンドか? だったら最初からストーリーマンガで描けばいいのに・・と思ってしまう。

 しかし久々に4コママンガの創作意欲が湧いてきた。そこでわしも上の作品のようにきちんと起承転結を押さえて癒し系の「クス!」と笑える作品を描いてみた。いかがですか? 癒されましたか? え! こんなの癒されねー!? おかしいなぁ~。(苦笑)


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