徒然USO800

時事ネタ漫画や同人活動報告やら雑多な漫画日誌です。

役に立たない漫画教室~ 売り込み編(笑)

2011-11-07 21:12:47 | Weblog



 生存戦略しましょうか~。きっと何者にもなれない君たちもこれを読めば漫画家になれる~ かな?(笑) 
 
 さて投稿、持ち込みで無事担当者が付いた君。君はやっとスタート地点に並んだわけだ。最後尾だけど。(笑) 「涼宮ハルヒの消失」の監督武本監督が座談会でいみじくも言ってたけど漫画家の卵が200人いるとしたらその中からデビューできるのは一人か二人。さらにデビューした後漫画で食っていけるのはさらにその1%か2%という厳しい現実が待っている。ではその中で認められるには何をする? それは担当の編集者の信頼を勝ち取ること。ライバルが一か月で次の作品を描いて持っていくなら君は2週間で描いて持っていこう。信頼を得るには間をおかず何回も描いて持っていく。それで真剣度が伝わるというものだ。それが実社会の厳しさでもある。

 武本氏はその厳しさに恐れをなしてアニメ業界なら食っていけるだろうと京アニに入社したんだって。アニメのエンディングのスタッフロールを見ているとおんなじ作品でも回が違うと別の人の名前が出てたりするんできっと人が多いから俺一人紛れ込んでもやっていけるだろうと単純に考えたんだって。で、入社してからその考えは甘かったことを思い知る。だって周りは当然ながら絵の上手い人ばかりだから。入社してから慌てて必死で勉強したそうな。(笑) 

 京都では先月からこの11月の6日まで文化庁メディア芸術祭が開かれており11月3日は京都文化博物館で京都アニメーション特集をやっていて、けいおん、涼宮ハルヒの上映会や座談会が開かれそれに行ってきた。いやいやなかなか面白い裏話が聞けました。「日常」の副監督をした石立氏の話では「日常」ってのはとんでもない作り方してたんだな。話をどうするか決める構成会議が直前まで二転三転どころか五転六転なんて普通ありえないだろう。しまいには最初と最後が大違いだって。(苦笑) 「けいおん!」は堀口さんのキャラデザインもさることながら山田監督のキャラに向けるリアルな目線がすごく、京アニ社内でも皆その視点の鋭さに一目置いていると。だからこそあの等身大のキャラ表現ができて人気を呼んだんだそうだ。

 京アニの次期作品は間もなくアニメ雑誌で発表されるそうだがジャンルは「み(または ミ)」がつくものだって。はて? 「ミステリー?もの」か? 「ミリタリー」 か? ほかに「み ミ」がつくものってなんだろ?

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