徒然USO800

時事ネタ漫画や同人活動報告やら雑多な漫画日誌です。

愛車レビュー 3 「MAZDA RX-7 カブリオレ」

2010-01-03 08:13:56 | 車バカ一代
 プレリュードの次の愛車。1989年に乗換えた。生まれて初めてのロータリーエンジン&ターボ&オープンカーである。当時はわしもバブリーだったのだ。(笑)  

 こいつはおそらく当時も今日も日本車の中で一二を争うスタイリッシュな車だと思う。特にオープンにした時の姿は美しくまるでビーナスだ。そして屋根を閉じたスタイルもショートデッキ風のクーペスタイルとなり、標準モデルのRX-7よりも格段にかっこよかった。動力性能も89年のマイチェン後のタイプで205PSを誇りまったく申し分なし。わしが買ったのはこのタイプである。さすがにボディ剛性では標準モデルよりは劣るがそんなことは瑣末なことである。初めて乗ったロータリーターボだがレブリミットまでロータリー独特の甲高い音を発しながらストレス無く回るエンジンはそれまで乗っていたれシプロエンジンとは別世界であった。慣れるまでエンジン回すのを躊躇ったほどだ。もちろんミッションは5MT、わしはATなんかでチンタラ走らない。(笑)

 屋根の開閉は電動でいとも簡単。ただ最後はルーフ部分を手で折りたたむ手間があった。ルーフは堅い樹脂で成型されており取り外し自由でタルガトップにもなった。ただ外すと置き場所に困ったけど・・(笑) 座席後にはエアロディフレクターがあり、これを立てておくと全開状態でも風の巻き込みはほとんどない。なかなかすぐれたオープンカーであった。

 ちょうど同じ時期マツダから後の世界的大ヒットとなるユーノスロードスターが出るが他にもファミリアのカブリオレもあった。さすがスポーツカーメーカーを名乗るだけあって今でもその伝統は最新のロードスターに受け継がれている。なかなか一本筋の通ったメーカーだと思う。

 さて一般的にオープンカーの旬は夏だと思ってる人が多いだろうがオープン乗りの先輩として断言しよう。オープンカーの旬は夏ではなく「冬!」であると。もちろん気候のいい春や秋もいいのだがなんと言っても大気が凛と澄んだ真冬にオープンで走るのが一番気持ちいいのだ。最近のオープンカーは空力的に風の巻き込みが少なく設計されているのできちんと服を着込んでおけばまったく寒くない。オープンに乗ってる人もこれから乗ろうと思ってる人もバチっとファッションを決めて真冬にオープンで走ってほしい。自分のかっこいいファッションを道行く人に見せるのもオープンカーの魅力の一つだ。逆に夏は最悪。熱中症で倒れることは必定なので屋根を閉めてエアコンかけて乗りましょう。(笑)


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