金をかけずにお洒落は出来る

　２ヶ月ほど前だったか、新聞に「阪急百貨店メンズ館」が非常に好調で近畿圏だけでなく名古屋方面からも集客していると書かれていた。
　その時は「そりゃー、いいことだ。男もやはりお洒落、ファッションにもっと気を使うべきだ。」と思った。仕事第一、女子供じゃあるまいしファッションなんかに気を使ってなんかいられるか、とうのはいかにももったいない。特に中高年の男性こそもっとお洒落に気を使って人生楽しむべきだろう。・・と。
　しかしその後の世界同時不況でそれも急速に萎んでしまうかな。なんせ過去には不況になるたび真っ先にリストラの対象になるのが旦那の小遣い、服飾費だった。残念ながら今回もそうなることは予測できる。
　それでも金をかけずにお洒落は出来る。今年百貨店・スーパーの衣料が不振を極める中、ユニクロが一人勝ちというのが端的にそれを表していると思う。安くても高品質でファッション性も高ければやはり売れるのだ。男性ファッション誌に載ってるような何万円ものシャツや何十万円もするようなジャケットでなくても２、３千円から数千円程度のものでも個人のセンスで組み合わせればけっこうお洒落に着こなせる。要は着こなしだ。

　最近はわしも上から下までユニクロ一色。これ全部あわせても２０年前のバブルの頃に調子こいて買ったボルサリーノのハットの値段に及ばない。一転豪華主義だな。


　２７、２８の土日には東京のコミケに参加するので記事ＵＰは休みます。