オレゴンは名ワインの産地として成長著しいが、何と日本酒の地酒屋さんもある！
“Sake One”は全米初のアメリカ人所有の日本酒製造会社。杜氏もアメリカ人、なのだけれど、実際は“桃川”という青森県にある日本の地酒屋と強いつながりがあり、当地での工場設立及び独自の清酒の製造・販売の過程において、工場用地の開発から杜氏を日本で研修させる等、日本の地酒屋と提携しているらしい。
当初、日本の清酒を輸入・販売するだけだった同社も、水質の良さに惹かれ、ポートランド西部近郊のフォレスト・グローブ（Forest Grove）という街に工場を構え、１９９７年に本格的に醸造を開始。アメリカでの日本酒・日本食ブームの高まりに乗って様々な賞を受賞したり、当地での知名度も上々、アジアン食材店のみならず地元のスーパーでも気軽に入手できる存在にまでなった。
ただ、繊細さを求めないアメリカ人仕様のため、日本産の日本酒と比べて味の違いは大きいらしいけど、“ココナッツとレモングラス風味”など、新しい味への挑戦も伺え、米全州のみならず、カナダや南米にも輸出しているという。私は日本酒自体詳しくないから、味については良く分からないけど、たとえ“本格的”な日本酒でなくても、日本酒文化や日本食文化が世界に紹介されることはうれしいことだと思う。
※写真は工場見学の際立ち寄った“麹室”。部屋中に甘酒のような良い香りが漂う。
“Sake One”は全米初のアメリカ人所有の日本酒製造会社。杜氏もアメリカ人、なのだけれど、実際は“桃川”という青森県にある日本の地酒屋と強いつながりがあり、当地での工場設立及び独自の清酒の製造・販売の過程において、工場用地の開発から杜氏を日本で研修させる等、日本の地酒屋と提携しているらしい。
当初、日本の清酒を輸入・販売するだけだった同社も、水質の良さに惹かれ、ポートランド西部近郊のフォレスト・グローブ（Forest Grove）という街に工場を構え、１９９７年に本格的に醸造を開始。アメリカでの日本酒・日本食ブームの高まりに乗って様々な賞を受賞したり、当地での知名度も上々、アジアン食材店のみならず地元のスーパーでも気軽に入手できる存在にまでなった。
ただ、繊細さを求めないアメリカ人仕様のため、日本産の日本酒と比べて味の違いは大きいらしいけど、“ココナッツとレモングラス風味”など、新しい味への挑戦も伺え、米全州のみならず、カナダや南米にも輸出しているという。私は日本酒自体詳しくないから、味については良く分からないけど、たとえ“本格的”な日本酒でなくても、日本酒文化や日本食文化が世界に紹介されることはうれしいことだと思う。
※写真は工場見学の際立ち寄った“麹室”。部屋中に甘酒のような良い香りが漂う。
