ボウラー仁義(仮題)

ボウリングは休業中
更新はドクターイエローを見かけるくらいの頻度で

PRIDE武士道 -其の十一-

2006年06月04日 | Weblog
今日はPRIDEか、格闘技イベントが続くと観るのも大変だぜ。

今大会の注目カードは川尻対ベネット。
しかしその前の試合に燃えた。
大仕事をやってのけたのはPRIDE2戦目の石田光洋。
デビュー戦では小柄ながら鋭いタックルや極めの強さを見せつけるとともに爽やかキャラが印象的だった石田くん。
今日の相手は五味クンの連勝を止め一躍この階級のトップに名乗りを上げたマーカス・アウレリオ。
レスリングvs柔術という構図で見ると寝技の豊富さからどうしても柔術優位な気がしてしまうが、インサイドガードでパウンドを狙う間も常に三角の脅威にさらされながら、休まず打ち続けて判定勝利をもぎ取った。
”全力投球””完全燃焼”って表現がぴったりの素晴らしい内容で、文句ないっす。
試合後のコメントも爽やかな石田くん、こういうポイントとなる試合で勝ちを収めるあたり、スターの素質ありかも。
そして五味クンにとってはアウレリオが勝つより数倍悔しい結果になったことで五味クンの闘争心にも火がつかないはずがなく、今後のライト級は本当に楽しみ。
石田くんと同門の川尻も負けじと、ベネットの奇行に動じることなくクールに一本勝ちしたのはさすが。

ウェルター級グランプリでは郷野のアゲアゲな入場パフォーマンス、あれはいったいどうしたことだろう。
ああいうの絶対やらなそうな人なのに。
でも結構似合ってたなあ。

余談。
2日続けて選手たちの肉体美を見て、自分も減量することに決めた。
今日から走るぞ!
体重をせめてウェルター級まで落とさないとね。

K-1 WORLD GP in ソウル

2006年06月03日 | Weblog
予定より2日遅れの休日、出かける気も起きなくて一日中家にいた、引きこもりの素質十分の俺。
何もせず一日終わっちゃうなーと思っていたら今日だったのねK-1。

チェ・ホンマンのスター扱いが面白くない自分としては、早いとこシュルトを当ててコテンパンにしちまえと思っていただけに、待ちに待った両者の対決だ。
曙、サップとは訳が違うぞ。
心配なのは体格差だが、思っていたほどではない。
身長差ももっとあるのかと思ったが、肩の高さは同じだった。
6cmは顔のデカさの差だけじゃん!

で、試合。
残念ながら凡戦。
両者とも体格で圧倒できない相手はやりにくそうだった。
ただ、相変わらず手打ちのパンチを振り回すチェより手数も正確性もシュルトが上回り、判定は聞くまでもないと思っていたらやってくれやがった。
チェの勝ち?!
いくら韓国開催だからってあまりにあからさまな!
両選手の試合後の表情を見ても、この結末がどれだけ不自然かが分かる。
これまでも疑惑の判定は幾度となくあったが、これはひどい。
今回の一件で主催者はスポーツとしてのK-1を確立したいんじゃなく興行として成立させたいだけなんだと分かった。
もう観ないとまでは言わないが、少なくとも純粋な勝負と思って見ることはないだろう。
アナウンサーが言い間違えた、判定の集計に『戸惑っています』という言葉が、案外真実を言い当てていたりして。