ボウラー仁義(仮題)

ボウリングは休業中
更新はドクターイエローを見かけるくらいの頻度で

さらば青春の日々

2009年04月11日 | 鉄道
春の「青春18きっぷ」シーズンも、今日で終わり。
昨日仕事を終えたその足で、群馬へ向かった。
マンガ喫茶で夜を明かし、上越線に乗る。

途中の水上駅で、二人組のカメラ女子に遭遇した。
最近はデジイチ持った女子を見ると、つい反応してしまう。
しかも、湯檜曾のループがどうたら、という会話から察するに
ひょっとすると鉄子?
いかにもオタク、な感じじゃないオシャレな子が
楽しそうに鉄道の話をしているだなんて。
ループは上り線だけですよ~
とかなんとか話しかければよかった…
というのはさて置き、こういう女子がいると知ってオジサンはうれしい。
旅の途中のこんな出会いもいいものだ。
しかし彼女たちとは、わずか ふた駅目でお別れとなる。
その土合駅こそが今回の目的地。


山小屋風の素敵な駅舎が目を引くこの駅、
上り線は地上にあるのだが、新潟方面へ向かう下りホームは

地下70メートル。
高低差は81メートルというから、悪名高い東京駅京葉線ホーム足元にも及ばない深さ。
作りかけの地下鉄みたいな独特な雰囲気。

ここから地上へ出るには

10分ほどかけて、合計486段の階段を上るしかない!
が、階段は程よい角度で、5段おきに踊り場があるので意外に上りやすかった。
途中にベンチも設置されていて親切だ。
身延山と比べたら楽勝。

複線化するにあたって、
新たに掘られたトンネル内にホームを作るしかなかったために
こんなモグラ駅ができあがってしまったらしいが、
そのもの珍しさでちょっとした名所となっている。

ホームの「名所案内」で自らを名所に挙げてるし。
じっさい、停車している間に車内からカメラを向けている人が数人いた。

周囲に何があるわけじゃなく、
こんな駅で降りるのは谷川岳を目指す登山者以外には
この階段を嬉々として上る、鉄分豊富な人種だけだろう。

しかしこんな所にも

冴羽獠の力を必要としている人がいるとは驚きだ。

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