ボウラー仁義(仮題)

ボウリングは休業中
更新はドクターイエローを見かけるくらいの頻度で

ムーンライト伝説

2008年07月15日 | 鉄道
今回のテーマは”ノスタルジック名古屋ツアー”。
廃車が決まっている名鉄パノラマカーに乗ることと、
子どものころ住んでいた所をウン十年ぶりに訪れるのが目的。

仕事終わったその足で「ムーンライトながら」に乗れるじゃん?
という思いつきから始まった今回の旅はしかし、いきなりつまづく。
富士川駅で人身事故があり、運転を見合わせ中だと。



今年の七夕、Sボウルの短冊に
「鉄道自殺がなくなるように」
と願いを込めたばかりだというのに。
しかも折悪しく自分に降りかかってくるなんて。

いつ来るとも分からない列車を待っているのは苦痛だったが、
先に現れたサンライズ出雲・瀬戸を撮ったりしながら時間をつぶしているうち
午前3時40分、90分遅れてムーンライトながらがようやく登場。
ただこのながら号、ダイヤ通りだと豊橋で一時間近く停車したりするのだけど
そこらへんはすっ飛ばしてサクサク進んだ結果、
名古屋へ着いた時には10分延まで回復していた。
他に走っているのは貨物列車くらい、のド深夜だからこそできた芸当か。

テキトーに朝飯を済ませ、向かったのは名鉄名古屋駅。
お目当てのパノラマカー到着まで少し間があったのでホームで待っていると
アクロバティックなほどひっきりなしに次々列車が来ては去っていく。
いろんな行先・種別の様々な車両が、山手線にも負けないくらいの頻度で。
鉄道好きの少年を連れて来たら一日眺めていても飽きないだろう。
鉄道好きの元・少年も、楽しませていただきました。

そしてついに、積年の夢・パノラマカーに乗車。





少年時代の憧れの特急も、今や各停専用となって余生を送っている。
乗ったのがちょうど朝のラッシュの時間帯に当たり、
車内は通勤通学のサラリーマンや高校生で満員に。
しかし元が特急車両だけにほとんどがクロスシートで、吊り革なんかも付いてはいない。
通勤用にはちょっと不向きとも思えるが、
この昭和の名車両、平成生まれの彼らの目にはどう映るのだろうか。

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