夜も明けきらぬうちから
カメラ片手に富士山周辺をうろつく男、約一名。
良い写真を撮りたい!という欲求が、
オレをここに来させたのさ。
薄暗い田貫湖畔にはしかし、すでに三脚が何脚も立てられていた。
みんな一眼レフに重そうな望遠レンズの気合入ったキャメラマンたちだ。
中にはフィルムカメラ愛用の人も。
その傍らを申し訳なさそうにコンパクトカメラぶら下げながら
撮影ポイントを探し歩く僕に
「おはようございます」と声をかけてくれたオバチャン。
互いの顔もよく見えない早朝、大自然の下で
見知らぬ人と交わす挨拶、気持ちが良いものだ。
さていざ撮ろうとするとこれが難しい。
構図やら角度やら光の加減やら、
考えなきゃいけないことが山ほどある。
そのうえ相手は自然なので、いいトコで雲が出てしまったりして
なかなか思い通りにはいかない。
まあこれも経験か。
数こなして覚えるってことも多々あるのだろう。
カメラ片手に富士山周辺をうろつく男、約一名。
良い写真を撮りたい!という欲求が、
オレをここに来させたのさ。
薄暗い田貫湖畔にはしかし、すでに三脚が何脚も立てられていた。
みんな一眼レフに重そうな望遠レンズの気合入ったキャメラマンたちだ。
中にはフィルムカメラ愛用の人も。
その傍らを申し訳なさそうにコンパクトカメラぶら下げながら
撮影ポイントを探し歩く僕に
「おはようございます」と声をかけてくれたオバチャン。
互いの顔もよく見えない早朝、大自然の下で
見知らぬ人と交わす挨拶、気持ちが良いものだ。
さていざ撮ろうとするとこれが難しい。
構図やら角度やら光の加減やら、
考えなきゃいけないことが山ほどある。
そのうえ相手は自然なので、いいトコで雲が出てしまったりして
なかなか思い通りにはいかない。
まあこれも経験か。
数こなして覚えるってことも多々あるのだろう。