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言いたい放題 100の事

最近硬派になってごめんなさい

醜い行為

2006-10-15 22:31:29 | Weblog
多分、反発されることでしょう。
今から書くことに対して。
なぜならば、高齢者を誹謗するから。

今日、地下鉄で、座っていた70代と思われる女性が、途中で乗ってきたおそらく幼稚園児と思われる女の子とそのお父さんに向かって、
「お嬢ちゃん、はい、こっちにきて座って!」と言いながら席を立った。

僕がこの行為を醜いと言う理由は以下の通り。
①今の日本の家庭教育がダメになった最大の理由がここにあるから。家庭教育がダメになったのは、今の若い親のせいではなく、この高齢者の行為や考え方にある。例えば、幼稚園児にお年玉を1万円もあげるバカじいさま。貨幣価値をゆがめ、労働の対価という、つまりお金は大事であり大切なことという価値観を乱している。この席をたつ行為も。お年寄りを大切にするということと、子供を甘やかないという従来の日本の価値観を崩壊させる行為そのものだから。
②自分たちのしている行為を「ほほえましい」と思いこんでいること。間違いに気付こうともせず、また、その父親のしっかりした教育態度をなじるような目で見つめる。父親は立派だった。「子供は立っていようね」そう語りかけていたから。たかが地下鉄だ。始発から終点まで乗ったとしても1時間もあるまい。それくらい立っていなきゃ。今の子供はただでさえ「遊び」の中で体力を形成することが少ないから。「ドロケイ」で走り回り、自然に体力を・・・ということが無理な世の中だから、せめて日常生活にそれを求める親がいることはホットするひとこま。それをぶち壊す、高齢者。

いったい、あの年齢までなにを学んできたんだろうか?
かばうとすれば、戦争でまともな教育を家でも学校でも学べなかったつけだろうか。

今の家庭の乱れは、その親が全責任を負うものでなく、その祖父母の世代に求められることが多いかもしれない。
だからこそ、あえて高齢者に物申さねばならないのだ。

反発を承知で。
異論反論を待ちます。