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言いたい放題 100の事

最近硬派になってごめんなさい

出馬表明というタイミング

2006-09-18 11:10:21 | Weblog
愛知県知事選挙は、
神田現職と石田犬山市長の一騎打ちとなった。

(共産党は、バカみたいに生協職員あたりをまた擁立するんでしょうか?それとも石田氏に乗る?)

ま、ともかく、
一騎打ちなんです。
まだ、選挙まで半年近くあるのに、なぜこの時期に相次ぐのか?

答えは簡単です。
「対立候補をつぶす」という一点。
だって、対立候補は出たでしょ?
いえいえ違います。

神田氏にとって、最悪のシナリオは万博の中村総長をトヨタが候補に決めること。この流れが出来てしまえば、神田氏は勇退し、どこかの館長に収まってジエンド。
神田氏はもう弁護士に戻るつもりはないと話している以上、もう一期は知事の椅子に座りたいし、年齢としてもまだまだ・・・。トヨタは完全に神田氏を見限っていたため、海部をはじめ陣営としてはかなりあせっていました。
その打開策はたったひとつ。
「立候補表明」
現職が継続を言えば、よほどのことが無い限り、それまで支えた支持母体は、NOと言えないもの。まして万博が(神田氏の力でないが)成功した以上、表向きマイナス評価は出来ない。
中村=トヨタをつぶすには、早い立候補かなかったのです。
で、結果は上々でしたね。

もう一人、石田氏。
こちらも御園氏との戦いで、どう一本化させるかが最大の焦点。
御園氏にとって、石田氏の捨て身の立候補が一番怖かった。
つまり、支持政党なしでも立候補するという・・。
そうなれば、神田・石田・御園・・・・一番知名度の低い御園の当選の確立はゼロ。官僚の同期が何人も知事になっており、意欲マンマンだっただけに、作戦失敗でしたね、御園さん。というか、石田氏の方が一枚上だったんです。

この結果、現在では全くのイーブン。
神田VS石田
さてさて、この選挙、最終的には石田新知事誕生となるでしょうが、
その道程が楽しみになってきました。

石田がマニュヘストにこだわりすぎれば敗戦ということもあるでしょうが、どう市民団体と連携するのか?民主との関係や、社民との連携、自民の造反、裏で公明とどうつながるか・・・。

楽しみは一杯ですね。
完全に野次馬という立場ではないので・・・
楽しみです。選挙!