経済をどう切って読みとくのか、様々あるが、
今、関西の経済沈下を読むひとつの指標として、絵画の動きがある。
絵画を購入するのはどういうことか?
これは、好きな人が買うという一つの答えがあるが、それは正解のひとつにしかすぎない。
企業がそれにどうからんでいくかなのだ。
バブル期には、土地代で一定の制限がかかった場合に、その実勢価格に足りない分を現金でなく絵画で支払う・・簡単に言えばこんなことがしばしば起き、結果として絵画市場は異常に高騰し、土地の下落とともに絵画価格も急落した。
ゴッホやシャガールが日本に溢れているのはご存知の通り。・・・
では現在、企業はどういうシチュエーションで絵画を購入するのか?
周年記念行事や社長就任祝いに絵画は普通に贈り物として使われる。
この場合、一枚100万~300万円程度の絵画がこのまれる。
したがって、画廊に行って一番多い価格帯も必然としてこの価格が多い。
芸術院会員であれば申し分ないが、ただ、1号で50万円もすれば、たった10号で500万円。だから、日展会員の1号10万円で30号程度がお手ごろとなる。
画商は2割から3割の儲け。
そして、ビルの竣工にあわせるとなれば、最初からロビーとかのいい場所に飾る1000万円単位の200号程の絵画が頻繁に購入されていく。
日動画廊は、最近大阪支店を閉じた。
日動と言えば、日本最大の画廊。
その支店が閉店して、東京・名古屋・福岡となったのだ。
これは=日本経済の縮図。
逆に言えば、この地区を除くと日本はさっぱり・・・と言うことだろう。
知り合いのろくでなし画家は、
いつも錦三あたりで飲んだくれているが、
画廊で個展を開けば、30枚くらいにすべて買い手がつく。
1枚200万円平均とすれば6000万円・・・。
これを1年に2回のペースで・・・まぁよくそれだけ描けるってもんだがね。
芸術の秋・・・が来た・・・。
今、関西の経済沈下を読むひとつの指標として、絵画の動きがある。
絵画を購入するのはどういうことか?
これは、好きな人が買うという一つの答えがあるが、それは正解のひとつにしかすぎない。
企業がそれにどうからんでいくかなのだ。
バブル期には、土地代で一定の制限がかかった場合に、その実勢価格に足りない分を現金でなく絵画で支払う・・簡単に言えばこんなことがしばしば起き、結果として絵画市場は異常に高騰し、土地の下落とともに絵画価格も急落した。
ゴッホやシャガールが日本に溢れているのはご存知の通り。・・・
では現在、企業はどういうシチュエーションで絵画を購入するのか?
周年記念行事や社長就任祝いに絵画は普通に贈り物として使われる。
この場合、一枚100万~300万円程度の絵画がこのまれる。
したがって、画廊に行って一番多い価格帯も必然としてこの価格が多い。
芸術院会員であれば申し分ないが、ただ、1号で50万円もすれば、たった10号で500万円。だから、日展会員の1号10万円で30号程度がお手ごろとなる。
画商は2割から3割の儲け。
そして、ビルの竣工にあわせるとなれば、最初からロビーとかのいい場所に飾る1000万円単位の200号程の絵画が頻繁に購入されていく。
日動画廊は、最近大阪支店を閉じた。
日動と言えば、日本最大の画廊。
その支店が閉店して、東京・名古屋・福岡となったのだ。
これは=日本経済の縮図。
逆に言えば、この地区を除くと日本はさっぱり・・・と言うことだろう。
知り合いのろくでなし画家は、
いつも錦三あたりで飲んだくれているが、
画廊で個展を開けば、30枚くらいにすべて買い手がつく。
1枚200万円平均とすれば6000万円・・・。
これを1年に2回のペースで・・・まぁよくそれだけ描けるってもんだがね。
芸術の秋・・・が来た・・・。