サラ金と政治家

自民党の貸金業制度に関する合同会議で、
信じられない金利で決着した。

つまり、今まではグレーゾーンと呼ばれた利息制限法２０％を越える出資法の上限との中間金利で決着だと！
よーく考えて欲しい。
今までなら、２０％を越える金利は裁判を起こせば返ってきた、つまり違法金利。（現に、沢山集団訴訟を起こし、判決前に示談してすべて金利の返還を行っているのだ）
しかし、今度は堂々と違法でなく、しかも国が金利を５％も上げてくれるという。
完全にサラ金業者側にたった法律なのだ。

自民党の、この小委員会の議員にどれくらい消費者金融から政治献金が流れているのか！
保岡議員は「健全な人が借りたくても借りられなくなるのを避けるために、中小の消費者金融業者を守らねば・・」
と言ったが、
サラ金から借りる人は、健全でなく、誤解を恐れずディフォルメして言えば、銀行がお金を貸せない理由をもつ人。
そして中小の消費者金融はほとんど暴力団同然。
ま、自民党議員も暴力団と変わらないということなんだろうけど。
反論できる議員がいたらどうぞ言ってくださいな。

誰を誰から守るのだろうか？この法案は。

そして、なぜマスコミは政治献金の流れを追及しないのか？
権力を監視するのがマスコミ、ジャーナリズムなんだよ！