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言いたい放題 100の事

最近硬派になってごめんなさい

教師の質、親の質

2006-06-28 23:46:01 | Weblog
中学生の親や教師を対象とした講演をしばしば行っている。

そこで、一番驚くことが、
親も教師も、
誰一人として、
子供目線がないこと。

いったいどうしちゃったんだろう?

では、質問

「子供が夏休みに友達とディズニーランドに行きたいと言っているが、行かせるべきか、止めさせるべきか・・・」(中2親)

こんな質問が出ることが信じられない。
自分が中学生のころを思い出せばいい。
これが答え。・・・に近い。
このままでは答えにならない。


もちろん、その子供の普段の生活いかんとも言える。
しかし、まじめで、世間しらずの子供であろうが、
不良でたばこ吸っている子供であろうが、
同じことは思うに違いない。
そう、ディズニーランドは親と行くところではない。
まして、制服着ていくところでもない。

僕の答え

行くまでに何日あるのか?
例えば1ヶ月ならば、
1日300円分の家内アルバイトをさせる。
家族の茶碗を洗えば200円。
自分の洗濯物をきちんとすれば100円。
こんなふうにして、1ヶ月1万円アルバイトをさせる。
それが、交通費だったり、お小遣いだったりする。

そして、子供たちに、旅行計画を出させる。
深夜バスなのか?新幹線なのか?
パック旅行はダメ。
だって、何の意味もないから。
この旅行は、立派な社会体験。
だから、自分たちで調べさせ、
切符も自分たちに買いに行かせる。
金銭に余裕があれば新幹線。
東京駅での乗り継ぎ方や、社内でのマナー。
そんなことをアドバイスしてあげればいい。
どうやって切符を買うのか、
そこからすべて社会勉強だから。

そして、成し遂げた達成感が一番大切。

「全部自分でやったんだ!」この充実感は何ものにも変えがたい自信となる。

パックでは何も学ばないし、緊張感もないから、犯罪にも巻き込まれやすい。
子供たちは緊張して行動しているうちは犯罪はよってこない。

自分で稼いだ?お金で行くから、少し大人の気分だし、
それだけ、お金の使い方にも慎重になる。

親や教師とは、このようにものを教えるべき。

分かる?