おもしろコンビ

おもしろくないことを沢山書くので頑張ります。

第48話 -il quarantottesimo- 21グラム(84点)

2006-01-09 17:19:20 | FILM~映画~
 この連休に関しては全くもってヒキコモリンになってましたわ、ええ、例の新種の生物ですわ。宣言した通り怒涛の勢いで映画を観たので、穴埋め的感覚でレビューしてみまっす。本当は3作くらい一気にやりたいんだが、データベース的にあんまり見栄え良くないんで1作ずつ。

 この映画言い過ぎではあるがキャストの割にあまり日本では注目されてないといういわゆるボクシングでいうアマ最強の栗生(あおう)選手のような位置だ。ん?大分違うなwまぁとにかく良い映画っすよ、80点以上は相当の良作と思っていただいてかまわんよ。あくまでも俺の独断と偏見だから批判は勘弁だがね。

 出演してるのは『ミスティック・リバー』ショーン・ペン『マルホランド・ドライブ』やハリウッド版リング主演のナオミ・ワッツ、そして先日レビューしたばかりの『スナッチ』や最近だと『シン・シティ』に出てるベニチオ・デル・トロ

 ストーリーを言っちゃうとネタバレが激しいので(観てもらいたいから内容書けない)書くのが難しいんだけど、ジャンルで表現すると人間ドラマなんでしょうか。人間ドラマといっても、気持ちの良い感動を与える映画ではないと思う、感動はあるんだけどさ。観る人によって違う感情を抱かせる映画かな、それによって感想も様々でしょう。

 全体的に言えるのは、みんな演技が上手いなぁ。特に前に挙げた3人に関しては文句ナシ。ナオミ・ワッツの演技すげーなぁと思ってみれば、ショーン・ペンとベニチオ・デル・トロの渋さもすごいことになっとるぞ、実際問題。この映画でデル・トロのかっこ良さがヤバいということを確信したよ、彼をジョン・トラヴォルタとアル・パチーノの次に渋い男に任命する日も近いようだ。さすが『目で妊娠させる男』、とりあえずデル・トロの出演作全て観るわ。

 あと注意というか言っておきたいことは、出来事の時間の交錯が激しく、後で起こる場面が序盤で唐突もなく出てきたりするのが何回もあるので、考えながら映画を観られない人にはオススメできませんな。逆にいえば頭で整理しながら観られる人にとってはこの手法は面白いと思うよ。『メメント』が面白かった人なら特に。こういうところも「人によって感想が違う」という原因になってます。タイトルの『21グラム』の意味は、映画を観れば解決や!
 
 ちなみにこの映画亀戸で1回借りたのに、3日後くらいに半額になってから新宿で気づかずにもう1回借りてもうたwつまり今家に2つある。俺、
もうだめぽ・・・


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1 コメント

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Unknown (TEPPY)
2006-01-10 20:23:45
コメントありがとうございます。

確かにデル・トロは渋かったですね。

この方の出演作を観るのは初めてだったのですが、予想以上の渋さに驚きました!
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