おもしろコンビ

おもしろくないことを沢山書くので頑張ります。

第81話 漫画が原作のドラマ・映画に俺が物申すのだよ

2006-05-13 02:41:26 | VIGNETTA~マンガ~
 えー、まずまたブログの間隔を空けてしまってすんません。とりあえずほとんどパソコンに向かうことがないんで(WI○○Yは絶えず起動)書かなかったというのが簡単な理由であり、誰かに書くように催促されるまではこの現象はしばらく続きそうな予感もしないでもない。

 ヤクルトのほうですが、もう100%ファンになりますた。5月3.4と行くって言ってたけど、それだけに収まらず巨人戦と交流戦の西武戦を1回ずつ観に行ったよ。つまり5月に入ってから、もう4回ですわ、人生で1番観に行ってるな。まぁこのペースで今年はずっと観に行くよ、もっと試合見たいが為に夕方までに終わるバイトに替えようかと本気で考えてるくらいだからね、アホとしか。

 試合のほうは前半3つは負けたけど、先日の西武戦でなんと14-3という大爆発打線を見れたので今のとこ大満足。不振の岩村のホームランを1日に2発見られるとは思わなんだ!!他にも俺が個人的に好きになった宮出隆自という素晴らしい選手についても触れたいが、ここらへんにしとこう。

 さてさて、やっと本題に入るわけだが、まぁ最近ホントに多いよね、漫画の原作を使ったドラマや映画。どこからこの流れが始まったんかなぁ、俺が睨むには『ドラゴンヘッド』とか『ブラックジャックによろしく』あたりからじゃないかなぁと思ったり。んで、物申すってことは?そう、この流れを俺が間違いなくウゼーと思ってるってことだね。

 実際今現在どんだけそれがあるのかは知らんが、覚えてる限りで最近やった作品を挙げてみよう。
 

デスノート・テニスの王子様・逆境ナイン・アストロ球団・クロサギ・NANA・どろろ・夜王・嬢王・医龍・あずみ・海猿・THE3名様・タッチ・デビルマンetcetc・・・


うん、ウゼー!!



 まぁこのラインナップで失敗だったのは、原作を読んだことに限れば逆境ナインとアストロ球団だけど、原作を超えられるモノってそうそうあるもんじゃないだろ。これから公開するデスノートも、スベりはしないだろうけど(異常な宣伝のおかげで谷底は浅いから)2時間ちょいであのスケールを描くのは無理だろう。

 極論を言えば、俺が好きじゃない作品に関してはどうなったってかまわないけど、好きな作品がつまらんドラマ・映画化によって汚れるのが許せないってことかな。実際に汚れた例で1番分かりやすかったのが、3年前くらいにやってた『漂流教室』。正確に言うと原作は最近になってから読んだので順序が違うが、あのドラマはクソだったことは15分くらいしか見てないけど確か。しかも『ロング・ラブレター』とかふざけたサブタイトルまで付けて恋愛モノにしやがった脚本家はA級戦犯だな。

 原作見ろよ、恋愛?んなもんあるか!!そこにあるのは怖い顔の小学生と殺人鬼と気味悪い怪物だっつーの。あそこまで曲げていただくと逆に笑えるね。まぁあれは頂点ともいえる例だから除外するにしても、どんだけ脚本家いねーんだよ、と言わんばかりの原作の権利買占め現象は気分のいいもんじゃあない。

 漫画家は勿論ギャランティーがいいから引き受けるだろうし、製作側はネームバリューが最初からあるからある程度安定した人気が出る、ということで利害一致なんだろうけどね。最近はあまりにも多すぎて原作がマンガだったなんて知らずに観る人も大勢いるっしょ。

 文句を言ったらキリがないけど、とりあえず俺が好きなマンガはもう映像化して欲しくないな。『ハリウッド映画で作って欲しいマンガの原作は?』っていう最近のアンケートの男子1位がなんと『ジョジョの奇妙な冒険』だったらしいのだが(見る目があるなぁ最近の『男子』は)、俺はそんなことされたらたまらんよ。

 それこそ絶対に原作を越えらないさ、絶対にィィィィ!!!

 

 

第77話 『キーチ!!』-88点-

2006-04-15 01:28:51 | VIGNETTA~マンガ~
 昨日初めて目を通したマンガだけど、読んだ感想を早く表現したいのでここに書くとしよう。いやーこのマンガを何故今まで見逃してたのかが分からないね、出会えてよかった。

 何回も繰り返すが、このブログで批評した映画やマンガを影響を受けて観てくれる人がいるであろう可能性をゼロにはできないので、内容を端的にしか書けないのはご了承いただきたい。逆に、端的にしか書けないことで、その作品の素晴らしさを十二分に表現できないのが非常に惜しいところだ、そこは軽い葛藤もあるんだけども。

 とにかくこの『キーチ!!』から伝わってくるモノは『迫力』である。強さ・怖さ・切なさ・悲しさ全てに迫力がある。もうこの時点で最後まで読むのは確定である。とにかく主人公の『染谷輝一』は気に入らないことがあると極端までにストレートにその感情を対象にぶつける。一巻では3歳なのだが、もうその凶暴性(?)は完成されている。

 『キーチ!!』を読んでいて伝わってくるのは『生きる』や『怒る』といったごく当たり前の感情。しかし心の底から『生きる』や『怒る』という感情をむき出しにするキーチの存在感はあまりにも圧倒的であまりにもカリスマ的だ。そのキーチが小学生になり、物語は日本という腐った国自体を巻き込むとんでもない規模に発展するのだ、勿論その渦の中心はキーチ・・・

 うーん書きたいことは沢山あるのだが、もし見る立場にあったとしたら俺が書きたいことは全て核心に触れる重要な事なので言えないのが悔しい。キーチをここまで動かすものは何なのか、それはズバリ読めば分かる。これは久々に己の感情が沸き立つような痛快な作品だった(まだ連載続いてるけど)、『逆境ナイン』を読み終えた以来の感情か。

 もしかしたら人によっては受け付けられない作品かも知れないが、人に「面白い?」と聞かれれば俺は即答で「もちろん」と答えるね。こういうマンガが表に出ずにゆるゆるしたクソマンガが大売れする今の日本も同じく腐ってるね。

ま、『キーチ!!』がバカ売れしたとこで俺は「ざけんじゃねー、今さらアホみたいに読みやがってよー同調性愚民が・・・」って愚痴るわけだが。 

 

第33話 -il trentatresimo- Dioに異変!? (5点満点)

2005-11-11 12:14:11 | VIGNETTA~マンガ~
 最近はコラム調にすっかり拍車がかかってしまっているが、身の回りの話もしていくつもりなのでまぁ気軽に見てくだされ。

 先日やっと『スティール・ボール・ラン』(以降SBR)の6巻が発売されて即買いした俺だが、今回も非常に面白かった。月刊誌に移行したものの1回のページ数が多いので意外と早くコミックが出るね。

SBRについてのあらすじはとても長くなってしまうし、前にやってた日記でも書いたのでそれを参考にしていただきたいが、要は伝説的作品である『ジョジョの奇妙な冒険』の実質的続編、第七部にあたる作品である。

 SBRの世界には直接的なジョースター家の血筋の者やそれに関連した人物は出てこないが、その意思をなんというか違う世界で受け継いだかのような人物が多数出てくる。ジョースターはじめツェペリ・シュトロハイム・ディオ・アブドゥルなどを彷彿とさせるキャラのおかげで、ジョジョの世界観は全く失われていない。

 今回は中心的人物であるディオに異変が起きる話なのだが、これがヤバいことになっとるな。荒木先生の見せ方もうますぎ。ネタバレなので詳しくは書かないけど、今後の展開がますます気になる限りだ。ディオはジョジョの世界では完全に敵だったが、やはり今回もそうなのか、はたまた味方になるなんてことも・・・スタンドの発現条件はやはりアレなのか、だとしたら何人のスタンド使いが潜んでいるのか・・・



妄想しすぎて死んでまうわ!!



ちなみに音楽やマンガといった芸術作品には総じて点数を付けていきたいと思います。俺が好きすぎる作品には問答無用で満点が付くけど、気にせず買いなさい!
 
 

第4話 -il quarto- 孤立せよ!!

2005-09-07 08:43:28 | VIGNETTA~マンガ~
 今日の題名、マンガ好きの人の10人に1人くらいは反応するかな?実際問題俺も今日まで知らなかったけどね。てかさっきまで漫喫にいまして、徹夜の体で書いておる次第です。

 先日旅行に行った時に、台風直撃で外出られなかった時に友達がホテルで麻雀セットを借りて、ほぼ初めてといっていいノリで実際に麻雀をやったんよ。勿論この歳になってルールを知らないってことはなく、アガリ役をいくつか知らなかったり、点数なんて勿論計算できないので、教わりながら打った感じよ。

 やっぱ麻雀てのは面白いもんだよね、こんだけやってる人がいるのもうなずける。周りにあんましやってる奴がいないこともあって、ゲーセンの麻雀とかしかやらなかったけど、実際やらないと上手くならないね、どう考えても。

 んでちょっと帰ってからも麻雀の本買ったりして、面子もろくに揃えられない人脈の持ち主のくせにいろいろ勉強してるんだけど、そこでマンガが出てくると。麻雀のマンガではかなりの位置にあるという「アカギ」などを書いてる福本伸行、この人の作品を洗いざらい読みたいという衝動にかられたわけね。

 今日は不運なことに「天」も「アカギ」も、どこかの厨が読んでたらしく仕方なく福本作品の「銀と金」、「無頼伝涯」を読破したんよ。ちょっとあやふやなんだが、「天」「アカギ」は完全な麻雀漫画で、「銀と金」は超絶ギャンブルサバイバル(?)、「無頼伝涯」は少年犯罪モノなのよ。あと福本作品で代表的なものといったら、やはり「賭博○○録カイジ」ですな。てかカイジが一番有名だと思う。カイジもアイデアギャンブルサバイバルって感じ。「最強伝説黒沢」も評価高いよ。

 まぁ要は「黒い」作品ばっかですよw子供が手を付けられる代物じゃない。今日読んだものをネタバレしない程度に紹介するわ。

 無頼伝涯は、冤罪である少年が黒幕によって刑務所よりドン底の「人間学園」というところに監禁されて、そこからなんとかして脱出を図るというものなんだが、こりゃあアイデアも内容もぶっ飛んでて面白かった。悔やまれるのは少年誌で連載した影響か、5巻で終わってしまったこと。ラジオで伊集院光が人間学園を連呼してた時期があったが、これでようやく話が見えたw

 銀と金は、とてつもない巨額が動くギャンブルにただのプー太郎だった男が、ある人物の強力を得ながらあの手この手で挑戦していき、のし上がっていくというものだが、これもアイデアがたまらん。一番ショッキングだったのが誠京麻雀というものなんだが、終いにゃ3兆円て額がマジで動こうとしてたからねwwあまりネタをバラしたくないので掘り下げはしないが、とりあえず俺が読んだこの2作品は是非読んでいただきたい、面白さは保障します。

 別に漫画オタクというわけじゃないが、この年代の男子で漫画好きじゃない奴なんていないっしょ。いたなら小学校時代に1人取り残されてたはず。活字の本も読もうとするんだけど、どうしてもそれが「義務」になってしまってつらいんよね。それに面白くなるまでが長い。好きなものから読むのが一番だね、活字本は。

 でも漫画でも、教訓になるものはいっぱいあるし、それなりに知識も身につくと思う。アスリートなんかは自分がやってるスポーツの漫画読んで気合を入れるなんて人も少なくないみたいだし。

 さて、俺も「無頼伝涯」を読み直して、孤独でいることの自由さ、幸福さを味わおうかな・・・いや、さすがにそれはやめとけ。

まぁ賭博マイアヒーカイジでも見とけ!!