島ちゃんからもらった命のバトン

2009.1月急性骨髄性白血病発症。
2010.12月、旅立ち。
島ちゃんの軌跡と島ちゃんが遺してくれたもの。

夢にでてきた

2012-07-14 22:28:43 | Weblog
最近、島ちゃんが夢にでてきた。

「せめて夢で逢えたら」と毎晩願って寝るが出て来ない。

願って寝るくせに実際、夢にパパが登場すると、目が覚めた時やっぱり夢か・・・とドーンと寂しくなる。

そんな時にとってもステキな天使のような方に出会った。

その方はアスペルガーという自閉症なのだが、とても素晴らしい書道家の方なのだ。

パパの妹、妙子さんの講演会に来てくださり、感動しわざわざ会社にまで来てくれた。

私はそのステキな方とお話をする機会がなかったのですが、後日、「亡くなった小兄に逢いたかった」と言ってくださり、

もうすぐ訪れる、パパの誕生日にと妙子さんを通じて頂いた。

亡くなってしまった人の命日ではなく、生きていれば訪れる、誕生日を覚えていてくださり行動を起こしてくれる。

何て気持ちの優しい方なんだろう。なんて、純真な方なんだろう・・・。

その気持ちが嬉しくて、涙がまたもや出た。

滅多に夢に現れない、パパ。そしてそのパパが夢に出てきた。そしてステキな彼がパパの誕生日を覚えてくれた。

目にみえるものだけが全てではないとパパが天国に行ってから思うようになった。

その時、その時間、起きる事、出会う人、見るもの聞くもの全てが必然なんだと思う。

毎日、奇跡は起きている。

そのステキな彼は、その毎日起きている奇跡を見逃すことなく受け止め感じる事ができるのだと思う。

だから、その彼の気持ち、優しさが嬉しくて涙が出たんだと思う。

心で、気持ちで人と会話が出来、行動が出来、感じ取れる人でありたい。純真無垢な子どもたちのように。

パパが夢に出てきたのは、毎日起きている奇跡に気付き、感謝しなさいと私にメッセージを送ってくれたのだと思う。