今朝の一枚
「Paul Chambers」 1959年 New York のクラブでのライブ盤。
幻の名盤と言われた一枚だ。Freddie Hubbard(tp) を除けば、Miles Davis Sextet のメンバーでの演奏。実質 Wynton Kelly Trio の演奏のようでもある。Cannonball Adderley(as) も良いが、Kelly のピアノ演奏を堪能したい向きには、うるさく感じる。Wynton Kelly は、私の最も愛するジャズピアニストで、彼の演奏するLPレコードの保有枚数は手に入るものはすべて持っているという自負がある。演奏中に「Kelly」という女性の声で合いの手が聞こえる。それくらい若いWynton Kelly の乗りに乗った演奏なのである。