My Usual Life @ Fukui City

季節のうつろいと毎日の生活

「愚の力」

2020-10-12 | 本と雑誌

「愚の力」をやっと読み終えた。浄土真宗本願寺派西本願寺の24代門主、大谷光真氏の著作だ。この本を読む前に、「朝には紅顔ありて」も読んだのだが、この時はそれなりに理解しながら読めた。「愚の力」は新書版だしと気安い気持ちで読みにかかったものの、浄土真宗の哲学がびっしりと解説されている。「教行信証」や「歎異抄」、「和讃」を通しての世界は理解するのに時間がかかる、というより理解できないと言った方が良いだろう。50%も理解できただろうか?もう一度読み直すべきだろう。常に持ち歩いて時々考えるべき書物だと思った。

大野七間通りへ

2020-10-11 | まち歩き
大野へは勝山市を経由してドライブ。勝山に最近できた道の駅を見に行った。高速道路を出た所にある。福井の事を悪くは言いたくないのだけど、期待したほどの道の駅ではなかった。農産物にしろ、お土産にしろ、お値段が少し高いような気がする。売場の通路が狭くて歩きにくい。
大野市内に着いたが、車の通りがひっそりしていると感じた割には駐車場がどこも一杯であった。天空の城で有名になった大野城の登り口近くにある結ステーションに駐車できた。

駐車場から歩いて数分のところに七間通りがある。東西700mくらいあろう。昼食は「福そば」でと思ったのだが混んでいたので、あきらめた。
この通りには和菓子屋さんで「順和堂」というお店がある。いつになく、すごい行列が出来ていた。
看板にもあるように、いもきんつばで有名なお店だ。行列の狙いは当然いもきんつば。ここをスルーして東へ進んだ。
「のーそん」という道の駅ではないが、市内では観光客向けの駐車場になっている建物の中にあるお店だ。ここでカレーうどんと舞茸おにぎり🍙のセットに厚揚げ焼のハーフを頼んだ。厚揚げが美味しかった。
昼食後、ここでUターンして七間通りを西方向に戻った。

「花垣」は有名な日本酒の蔵元です。ここを通った時には、いもきんつばはすでに売り切れていた。

たいした距離を歩いたわけではなかったが、いい気分になることができた。

シューカツ屋

2020-10-10 | 映画
10月9日(金)午後7時半からNHKテレビで「シューカツ屋」をやっていた。福井を舞台にした国立大学の就職斡旋する課のドラマだ。てっきり全国放送かと思いきや、福井放送局のみのドラマであった。福井人にとっては市内の景色が出てきて興味深いものであったのにネエ!

ある病院でのランチ

2020-10-08 | 食・レシピ
この病院にはレストランとTully'sがある。土曜日に利用することが多いのだが、レストランは土曜日はお休みです。レストランではAランチというのが写真のおろし蕎麦とソースカツ丼のセットです。福井にしかない福井ならではのランチです。いわゆるレストランでのおろし蕎麦はたいてい美味くないのだが、ここのは美味しい。出汁の味が絶妙にいいのである。それから、ソースカツ丼のソースの味も本家のものと遜色ない味がする。しかもペロッと大きいトンカツが一枚のせられているのも珍しい。
2枚目のパスタはTully'sのジェノベージェパスタ。アイスコーヒーとのセットです。独特の香りとじゃがいもの食感が何とも言えないです。

近頃の文庫本

2020-10-08 | 本と雑誌
文庫本を買って、読みあさっていたのは学生時代のことであった。大学を卒業して仕事に就くようになってからは、小説を読むということは全くなくなった。当時の本はいまだに書棚に並べてある。50年近くも経つと紙の縁は黄ばんでというか茶色くなって時代の経過を感じる。本文の印刷は、活版印刷であった。それゆえに活字の大きさはどの出版社のも同じように思える。今になって思えば、老眼の身にはもう少し大きかったらなあ。活版印刷からオフセット印刷に変わったのは昭和60年前後からであろうか?最近になって久し振りに文庫本を買った。本文の文字が大きくなっている。その分、余白が狭くなっている。しかもしっかりしたカバーも付いている。昔はカバーはグラシンペーパーが普通であった。有難いことに栞紐も付いている。新書判の本には、この栞紐がない。どうして何だろう?価格の節約だけではあるまいに。文庫本に関しては、持ち運びの便利さに加えて老人にも読みやすさを考えた組み方をしていただけると有り難いです。