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でじたるな部屋(更新終了)

当ブログは2009年4月25日をもちまして終了しました。
ご愛読ありがとうございました。

NECエレクトロニクスが画像の解像度を上げる「超解像技術」を開発

2008年05月15日 22時30分05秒 | デジタル家電
皆さんこんばんは。

 ITmediaによると、NECエレクトロニクスが5月14日、低解像度の画像から高解像度の画像を生成する「超解像技術」を発表した模様です。


 具体的には1枚の画像データの解像度を拡大した際に生じるボケや輪郭の荒さをNECエレクトロニクスが開発した「超解像アルゴリズム」を使い改善することで、ワンセグ放送の解像度を320×240ピクセルから800×480ピクセルに、テレビ放送やDVDの解像度を720×480ピクセルから1920×1080ピクセルの解像度に変更し、鮮明に表示することが可能となっており、5月14日から16日まで東京ビックサイトにて開催される「第11回組込みシステム開発技術展」にて展示・実演が行われる模様です。


 個人的にはNECエレクトロニクスがPDFファイルにて拡大処理を行った画像を公開しているのですが、輪郭や服などの色の階調が不自然に感じました。公開されている画像を見る限りにおいてはこの処理で画像を大きくするよりも、予め大きな解像度で記録した方が良いと思います。



関連リンク
NECエレ「超解像」技術を開発 ワンセグもテレビ画面でくっきり(ITmedia)

NECエレクトロニクス

低解像度の映像や静止画像を高画質化する技術の開発について(NECエレクトロニクス)

超解像技術のご紹介 ~さまざまな映像を「手軽に,きれいに」~(NECエレクトロニクス)

「第11回 組込みシステム開発技術展」





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2008年5月15日の記事

1210万画素のコンパクトデジタルカメラ登場

ソニーはSDメモリカードに対応したデジタルカメラを発売する気はないようです。







法政大学発のベンチャー企業が世界初となる「フルデジタルスピーカー」の開発に成功

2008年05月14日 21時15分32秒 | デジタル家電
皆さんこんばんは。

 ITmediaによると、法政大学と法政大学理工学部の安田彰教授らが2006年に設立したベンチャー企業「トライジェンスセミコンダクター」が世界初となる「フルデジタルスピーカー」の開発に成功した模様です。


今までのスピーカーは音楽プレイヤーなどの機器から送信されるデジタル信号をアナログ信号へ変換してから音を鳴らしていましたが、今回開発に成功した「フルデジタルスピーカー」は音楽プレイヤーなどの機器から送信されるデジタル信号をデジタル変調し、複数のコイルに電流を流し磁界を発生させ、合成する事でアナログ信号に変換せずに直接音を鳴らすことが可能なスピーカーとなっているそうです。


このスピーカーのメリットは下記の通りです。

1.指向性が高く、特定の方向に音を伝達することが容易

2.省スペース(比較的自由に配置することが可能)

3.省エネルギー(具体的には従来のアナログ型ラジカセの場合、スピーカーを駆動する電源を単三電池8本から単三電池1本に削減可能)


このスピーカーに使われている技術などの詳細について知りたい方はこちらのPDFファイルをご覧下さい。


 デジタルスピーカーは音源がデジタル化された1980年頃から研究が始まり、1990年代後半にソニーが開発を進めていましたが、音質などの技術課題が多く商品化出来なかった経緯があり、当面実現は無理だと思っていただけに、今回のニュースには驚いてしまいました。


個人的にはこの技術を応用すると、携帯型音楽プレイヤーのバッテリー駆動時間を延長させる事が出来る可能性が高いと考えられるので、今後登場する製品に期待したいと思います。



関連リンク
フルデジタルスピーカー、法大発ベンチャーが開発(ITmedia)

トライジェンスセミコンダクター

※PDFファイルです。 #02 デジタル・スピーカー紹介(トライジェンスセミコンダクター)





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2008年5月14日の記事

ドラゴンクエストIXはコマンド入力方式へ仕様変更

早く発売して欲しいです。



「ダビング10」の開始が事実上延期に

2008年04月27日 21時00分11秒 | デジタル家電
皆さんこんばんは。

 以前このブログにて、地上デジタル放送のコピー回数が1回(コピーワンス)からコピー9回とムーブ(移動)1回(ダビング10)に変更されることをお伝えしましたが、日経トレンディネットによると、総務省情報通信審議会が開催しているデジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会にてダビング10の開始日時が決定となっておらず、社団法人デジタル放送推進協会がダビング10の開始日時として発表している2008年6月2日午前4時に間に合わない可能性が高くなった模様です。


 具体的にはブルーレイレコーダーやハードディスクレコーダーなどのメーカー側から今まで販売してきた機器をダビング10に対応させるために、電波を利用して特定のデータを受信しプログラムを書き換える必要があることを消費者の混乱を避ける目的で販売店や流通などに説明する時間を考慮すると、ゴールデンウィーク明けとなる5月はじめくらいに決定しないと対応しきれない事や放送事業者側からも有料放送のチャンネルによってはダビング10ではなく、コピーワンスになる場合があることも周知させなければならない問題点が原因となっている模様です。


 個人的には総務省のデジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会で正式決定していないのにも関わらず、社団法人デジタル放送推進協会でダビング10の具体的な開始日時を公表したのか疑問に思います。



関連リンク
デジタル放送コピーワンス改善策「ダビング10」の運用開始が事実上延期に(日経トレンディネット)

デジタル放送のコピーが9回まで可能に(追記あり)(でじたるな部屋)

デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会(総務省情報通信審議会)

「ダビング10」に関するARIB技術資料改定案をDpa技術委員会で策定(社団法人 デジタル放送推進協会)





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2007年4月27日の記事

お札の行方を追跡できるWebサイト登場

この記事でご紹介したOSATSU.NETは残念ながら閉鎖した模様です。






地上アナログ放送で放送終了を伝える字幕が常時表示されるように

2008年04月19日 20時07分00秒 | デジタル家電
皆さんこんばんは。

 asahi.comによると、NHK・民放全局・総務省で構成される全国協議会が全ての地上アナログ放送の画面に2008年7月24日から常時「アナログ」という文字を表示し一定期間後、画面下部に「アナログ放送は2011年7月24日までに終了する」という内容の文字を表示する方向で調整を行っており、地上デジタル放送普及に向けた課題を有識者らが話し合う総務省の委員会で近く発表される模様です。


 今回このような方針が発表される背景には「地上デジタル放送受信機の世帯普及率が28%となっていること」や「2011年7月24日までに地上アナログ放送が終了する予定」の認知度を上げる目的があるようです。


 なお、録画した番組にも表示される上、番組中だけではなく、CM中も常時表示される予定になっているため、広告主の理解を得られるかという懸念も残っているようです。


 個人的には以前このブログでお伝えした、低所得者向けに総務省がガイドラインを作成し、各メーカーに5000円以下で販売することを求めている簡易チューナーが発売されていない段階で、画面が見づらくなる可能性が高い施策を行なうのは本末転倒だと思います。さらに常時表示される字幕が、映画をテレビ放映する際に画面の左右をトリミング(削除)を実施可能な法的根拠となっている著作権法上の「同一性保持権の適用除外」に含まれるのがが気になるところです。



関連リンク
「アナログ放送終わります」テレビ画面に常時字幕へ(asahi.com)

地デジ放送開始時期/中継局の開局予定(社団法人デジタル放送推進協会)

総務省と社団法人デジタル放送推進協会が地上デジタル放送「簡易チューナー」仕様ガイドライン公開(でじたるな部屋)

4-4.同一性保持権 (4)やむを得ない改変(4号)(Webで著作権法講義)



家電リサイクル法対象品目に液晶テレビとプラズマテレビが追加

2008年04月18日 19時00分00秒 | デジタル家電
皆さんこんばんは。

 AVWatchによると、4月16日から18日まで東京ビックサイトにて開催されているフラットパネルディスプレイ関連製品の展示会ファインテック・ジャパンの基調講演の席上にて経済産業省商務情報政策局長の岡田秀一氏が2008年内に家電リサイクル法の対象品目として新たに液晶テレビとプラズマテレビを追加することを明らかにした模様です。


正式に追加されると、家電リサイクル法の対象品目は下記の7品目となります。

ブラウン管テレビ
冷蔵庫
冷凍庫
エアコン
洗濯機

液晶テレビ
プラズマテレビ


ちなみにパソコン用のディスプレイについては家電リサイクル法ではなく、パソコンリサイクル法に基づいて回収されています。詳細についてはパソコン3R推進センターのWebページをご覧下さい。


 個人的には家電リサイクル法の対象品目として液晶テレビやプラズマテレビと同時に購入する可能性が高く、これから普及率が上昇する可能性が高いDVDレコーダーやブルーレイレコーダーも追加した方が良いと思うのですが・・・



関連リンク
経済産業省が語る、FPD産業への取り組み(AVWatch)

第18回 ファインテック・ジャパン

家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)(経済産業省)
※私が調べた限りでは2008年4月18日現在、この件については掲載されてないようです。

PC3R : :有限責任中間法人 パソコン3R推進センター

立体に見える3D放送対応テレビが4月10日発売

2008年04月01日 20時00分00秒 | デジタル家電
皆さんこんばんは。

 ITmeidaによると、3D映像に対応した46V型のヒュンダイITジャパン製ハイビジョンテレビが4月10日に全国のビックカメラ店舗で50万円前後にて発売される模様です。


 このテレビは特別なチューナーと偏光フィルターを搭載しており、左目用と右目用の2台のカメラで撮影したBS11(日本BS放送)にて放映されている「3D立体革命」を専用メガネをかけて見ることで奥行きのある3D映像を視聴することが可能になるようです。


 個人的には視聴するには3Dメガネをかけなければならない上、見ることが可能な3D映像がBS11チャンネルの専用放送だけに限られている事を考えると、普及する可能性は低いと思います。


関連リンク
“飛び出すテレビ”が家庭に 4月発売(ITmedia)

3D立体革命(BS11(日本BS放送))



エディオングループがHD DVD規格のプレーヤー・レコーダーをブルーレイ規格の製品に交換すると発表

2008年02月22日 20時35分00秒 | デジタル家電
皆さんこんばんは。

 IT-PLUSによると、先日このブログでもお伝えした、東芝がHD DVDを終息を公式に発表したことを受け、家電量販店グループのエディオングループが2月21日、東芝製HD DVD規格のプレーヤー及びレコーダーをブルーレイ対応機種に交換することを(PDFファイルです)発表した模様です。


交換条件などの主な内容は下記の通りです。


交換対象となる購入店舗名
「デオデオ」
「エイデン」
「ミドリ電化」
「エディオン」
「石丸電気」
「100満ボルト」


交換期間
2008年3月1日~2008年3月31日
※対象者には対応内容を別途はがき等で通知


交換方法
エディオングループ店舗の店頭に対象商品を持ち込む
交換したい機種の方が高い場合は店舗側に差額を支払う
交換したい機種の方が安い場合は差額を返金


交換対象機種

HD DVDレコーダー
東芝製「RD-A1」「RD-A300」「RD-A600」「RD-A301」

HD DVDプレーヤー
東芝製「HD-XA1」「HD-XA2」「HD-XF2」


交換機種
ソニー・パナソニック・シャープ製のブルーレイ対応機種


 個人的には別途送付されるはがきには書かれているのかもしれませんが、箱や説明書などの付属品が無くても交換可能なのかどうかが報じられていないのが気になるところです。


関連リンク
HD-DVD、量販6社が撤去へ(IT-PLUS)

東芝のHD-DVD事業終息に伴う当社の対応について(エディオングループ)

東芝がHD DVD事業を終息させることを正式に発表(でじたるな部屋)




東芝がHD DVD事業を終息させることを正式に発表

2008年02月19日 19時00分00秒 | デジタル家電
皆さんこんばんは。

 AVWatchなどによると、東芝の西田社長が本日行われた「HD DVD事業及び半導体新棟立地についての説明会」の席上にて、17時05分に「事業環境の激変により、苦渋な決断ではありますが、HD DVD事業の終息を決定致しました。」と発表し、HD DVD事業を終息させることを発表した模様です。これにより、ブルーレイ規格が事実上ではなく、公式に次世代光ディスク規格の標準規格に選ばれたことになります。


具体的には下記のスケジュールにて終息させる模様です。


HD DVD対応レコーダー、HD DVDプレイヤーは開発・生産を即座に中止し3月末をめどに事業終了

パソコン用やゲーム機向けのHD DVDドライブについては顧客の需要に配慮しながら量産を終了する予定



購入者へのサポートについては

・今後8年間の部品保有(修理・サポートサービスの継続)
・HD DVDディスクのオンライン販売

などを行う模様です。


 ブルーレイ規格のレコーダの開発や販売を行うことついては、「現時点でブルーレイ規格をベースにしたプレーヤーやレコーダを販売するという計画はありません」と回答した模様です。


 個人的には今回の決断は英断だとは思いますが、いずれブルーレイ規格の製品を作らなければならない可能性が極めて高いにも関わらず、ブルーレイ規格を手がける予定が無いと発言した点が残念です。自らHD DVD規格を終息させ、選択肢はブルーレイ規格しか無いのですから、例え現時点での話だとしても、HD DVDの終了が報じられた時に出した声明のように「現在市場の反応を見ながら今後の事業方針について検討していく」と発言した方が良かったと思うのですが・・・


関連リンク
HD DVD事業の終息について(東芝)

東芝、HD DVD事業撤退を正式発表(AVWatch)

速報:HD DVD事業終息、東芝が宣言(ITmedia)

東芝「HD DVD事業」説明会(Engadget 日本語版)

東芝、HD DVD撤退報道について声明(AVWatch)

ブルーレイディスクとは(ソニー)




29400円のメガネ装着型小型ディスプレイが登場

2008年02月18日 20時00分20秒 | デジタル家電
皆さんこんばんは。

 ITmediaによると、光学・分析機器開発のスカラがメガネに装着するタイプで0.24インチ・320×240ドットの液晶を搭載した片眼式小型ディスプレイT3-Aを自社オンラインショップ上にて2月10日から販売を開始した模様です。


 ただ、2月18日20:00現在、更新が遅れているのか、発売日である2月10日を過ぎているのですが「予約受付中」となっています。


 具体的には手持ちのメガネに装着し、音声・映像出力に対応したiPodやDVDプレイヤーなどの機器とヘッドフォンを接続すると、2メートル先に28インチの相当の画面が表示されているように見え、単三アルカリ電池2本で4時間以上、単三ニッケル水素電池ではより長時間の駆動が可能になっているようです。


 なお、T3シリーズのQ&Aによると、近視・乱視・遠視・老眼・の方でも見られるように視度調整つまみも付いていますが、長時間の使用に関しては適度に休みを取ることや13歳以下は使用しないようにと書かれていますので、購入を検討されている方はご注意下さい。


 個人的には今回ご紹介した製品の他にも、現在在庫が無いようですが、以前このブログにてご紹介した2.5m先に50インチ相当の画面が見える上、以前ご紹介したときには掲載されていなかったバッテリー駆動時間が10時間と公表された29800円の両眼式のヘッドマウントディスプレイ「i-theater」(アイシアター)の購入も検討する価値があると思います。


関連リンク
「スカウター」風眼鏡ディスプレイが3万円切って登場(ITmedia)

TELEGLASS テレグラス(スカラオンラインショップ)

TELEGLASS テレグラス Q&A(スカラオンラインショップ)

29800円のヘッドマウントディスプレイ登場(でじたるな部屋)

■iTheater■(MIKIMOTO Beans)

iTheater スペック(MIKIMOTO Beans)



HD DVDとブルーレイの規格争いはブルーレイ側の勝利に

2008年02月17日 07時30分30秒 | デジタル家電
皆さんおはようございます。

 以前からこのブログにて次世代DVDの座を巡りソニー・松下電器を中心とするブルーレイ陣営と東芝を中心とするHD DVD陣営が競っている模様をお伝えしてきましたが、AVWatchによると世界最大のスーパーマーケットチェーンを運営しているアメリカのウォルマートが現地時間の2月15日、ウォルマート4000店舗とオンラインショップにてHD DVDの製品は在庫の販売のみにし、今後はブルーレイ規格を主に取り扱う事を発表した模様です。


 この発表の影響があったかどうかはわかりませんが、ITmediaによると東芝は向こう数週間のうちにHD DVD事業から撤退する方針と見られているそうです。


 以前このブログにてお伝えしたワーナー・ホーム・ビデオがブルーレイ規格に一本化した時はまだHD DVD側にも挽回するチャンスがあったと思いますが、その後行った手段がほとんど効果が見込めない値下げ戦略のみだったことや、NIKKEINETによるとアメリカ市場で今年1月前半のブルーレイ規格ソフトの販売シェアが85%となり、さらに今回ウォルマートが主にブルーレイを取り扱うことになった上、iZa!によると日本でも昨年12月の次世代DVDレコーダーのブルーレイ規格の台数シェアが94.9%になった事を考えると、すでにHD DVDは「過去のフォーマット」になっていると思います。


 ただ、VHSビデオデッキの時代は録画時にビデオテープが必須であることから、メーカー側はビデオデッキの販売収入だけではなく、ビデオテープの販売収入も多く得ることが出来ましたが、現在はハードディスクを搭載したDVDレコーダーが主流となり、ある程度番組を保存する事が可能な上、録画して見た後すぐに消去することを繰り返す場合にはブルーレイディスクを購入する必要が無く、VHS時代ほどの売り上げが見込めないことや、現在は課金方法の問題もあり、普及していませんがインターネットを経由して直接動画をハードディスクにダウンロード可能になる可能性があること、さらにコピーワンスよりは緩和されたものの、制限が厳しいダビング10が存在することを考えるとブルーレイ規格がVHS時代のような利益を得る可能性は低く、各メーカーが消費者を巻き込んだ規格争いの勝利に見合うだけの利益が得られるかどうかについては疑問が残ります。


 個人的には東芝はかつて家庭用VTR規格でVHSとベータが競っていた時、ベータ側だったソニーがVHSが事実上の標準規格となった後もVHS規格のビデオデッキをしばらく発売しなかったようにHD DVDに固執しても、利益を得る機会を逸するだけで結局何の得にもならない可能性が高い事を考えると、当面はHD DVD規格の機種やソフトを生産しつつ、ブルーレイ規格のドライブを搭載したRDシリーズを発売したほうがいいと思います。




関連リンク
米Wal-Martも、次世代DVD規格をBlu-rayに決定(AVWatch)

東芝、間もなくHD DVDから撤退か(ITmedia)

新世代DVDソフト、ブルーレイが圧倒・米シェア、過去最大差(NIKKEINET)

ワーナー・ホーム・ビデオが5月以降ソフトをブルーレイディスクに一本化(でじたるな部屋)

東芝が北米でHD DVD再生機を50ドル値下げ(でじたるな部屋)

「次世代DVD、9割がブルーレイ HD-DVD引き離す」(iZa!)

ブルーレイディスクレコーダー(ソニー)

次世代ディスクのスタンダード-|HD DVDとは

RD-Style(東芝)

「ダビング10」に呼び方統一 JEITA(ITmedia)




半導体レーザーを使って画面を映し出す「レーザーテレビ」が登場

2008年02月15日 20時05分30秒 | デジタル家電
皆さんこんばんは。

 NIKKEINETによると、三菱電機が2月14日、世界初となるCDプレイヤーやDVDプレイヤーなどで利用されている半導体レーザーを利用したテレビ「LaserTV」を北米にて65型以上のサイズを中心とした数機種のラインナップを今秋をめどに発売することを明らかにした模様です。


「レーザーテレビ」とはテレビの後方に設置した、光の三原色となる「赤」「緑」「青」色の半導体レーザーを前方の画面に向かって投射することで映像を映し出す方式で、表現可能な色の範囲が従来のテレビと比較すると2倍以上となり、物体が浮かび上がるように見ることが可能な「三次元映像」にも対応しているようですが、本体の厚さが25センチと薄型化が進んでいる液晶やプラズマテレビよりも厚くなっているため、北米で普及しているリアプロジェクションテレビの置き換えを狙って販売する模様です。


 個人的にはリアプロジェクションテレビが普及している北米地域ではある程度売れると思いますが、日本は北米地域と比較して部屋が狭く、各メーカーが薄型テレビの薄さを競っている上、リアプロジェクションテレビがほとんど普及していない事を考えると、表現可能な色の範囲が2倍となったり、三次元映像に対応しているメリットを考慮しても、日本で普及させるのは難しいと思います。


関連リンク
三菱電、レーザー光を使った大型テレビ・今秋メド北米投入(NIKKEI NET)

リアプロとは 【リアプロ】(Yahoo!家電ナビ)

半導体レーザー(ウィキペディア)

東芝が北米でHD DVD再生機を50ドル値下げ

2008年01月15日 19時03分00秒 | デジタル家電
皆さんこんばんは。


 NIKKEINETによると東芝が1月14日、北米でHD DVD再生専用機の価格を値下げしたと発表したそうです。


具体的には昨年9月から発売した再生専用機3機種を年末商戦用の特別価格からさらに一律50ドル(約5,410円)値下げし、149ドル99セント(約16,230円)~299ドル99セント(約32,461円)に変更した模様で、年末商戦に入る前の価格と比較すると150ドル(約16,231円)~200ドル(約21,642円)安くなっているようです。


 ちなみに現在標準規格の座を巡って争っているブルーレイディスクに対応した対応再生専用機は400ドル(約43,284円)が中心となっているため、大幅な価格競争を仕掛けたことになります。


 個人的には以前このブログにてお伝えしたとおり、ワーナー・ホーム・ビデオがHD DVDの製造を中止しブルーレイディスクに一本化する事をお伝えしたときにかなり思い切った施策を行わないと挽回出来ない不利な状況になったことは間違いないと書きましたが、値下げしただけでは現在の状況を覆すのは無理な事はすでに見通していると思うので、今後発表されると思われる追加施策に注目したいと思います。



関連リンク
HD―DVD再生機、東芝が北米で50ドル値下げ(NIKKEI NET)

ワーナー・ホーム・ビデオが5月以降ソフトをブルーレイディスクに一本化(でじたるな部屋)

次世代ディスクのスタンダード-|HD DVDとは(HD DVD Promotion Group)

ソニー ブルーレイディスク ポータルサイト





「松下電器産業株式会社」から「パナソニック株式会社」に

2008年01月10日 19時07分12秒 | デジタル家電
皆さんこんばんは。

 AVWatchによると、松下電器産業株式会社が1月10日、今年の10月1日付けで社名を「パナソニック株式会社」へ変更し、2009年中を目処に日本で販売されている製品に付けられていた「National(ナショナル)」ブランドを廃止し「Panasonic(パナソニック)」ブランドに一本化する予定である事を発表した模様です。


 海外では2003年にNational(ナショナル)ブランドは廃止されているため、これにより世界中の製品がPanasonic(パナソニック)ブランドで統一されることになります。


 個人的には2つのブランドを使い分けていると余分なコストがかかることを考えると、今回の決断は仕方がないとは思いますが、冷蔵庫や洗濯機などの白物家電のブランド名がパナソニックになってしまうのには違和感を覚えるのですが・・・



関連リンク
松下、10月から社名をパナソニック株式会社に変更(AVWatch)

※PDFファイルです。商号の変更に関するお知らせ(松下電器産業株式会社)

松下、海外で「National」を廃止。「Panasonic」に一本化(AVWatch)

ワーナー・ホーム・ビデオが5月以降ソフトをブルーレイディスクに一本化

2008年01月08日 19時20分00秒 | デジタル家電
皆さんこんばんは。

 このブログでも何度か東芝が中心となって開発したHD DVDとソニーが中心となって開発したブルーレイディスクについてお伝えしてきましたが、ITmediaによると、DVDソフトの売り上げでディズニーと首位を争っているワーナー・ホーム・ビデオが日本時間の1月5日HD DVDとブルーレイディスクの両方で発売していた映画などのソフトを今年の5月以降ブルーレイディスクに一本化する事を発表した模様です。


 ブルーレイディスクの売り上げが2007年度の売り上げ平均値において北米で2/3を占めている事や、欧州や日本でもブルーレイディスクの売り上げが高い事を考慮した上、決断した模様です。


 この発表を受け、米国時間の1月6日に予定されていたHD DVD Promotion Groupの発表会が中止となり、東芝DM社藤井社長は渡米をキャンセルした上、東芝関係者はHD DVDに関する取材をキャンセルする方向で話をしている模様です。


 個人的にはこの件がすぐにHD DVDの敗北につながるとは思いませんが、発表会を中止したり、取材をキャンセルする方向となってたり日本でもパソコン用ブルーレイディスクドライブの価格がセール品とはいえ、2万円台にまで値下がりしている事を考えると、かなり思い切った施策を行わないと挽回出来ない不利な状況になったことは間違いないと思います。



関連リンク
フォーマット戦争の「終わりの始まり」?――ワーナーがBlu-ray Discに一本化(ITmedia)

次世代ディスクのスタンダード-|HD DVDとは(HD DVD Promotion Group)

ソニー ブルーレイディスク ポータルサイト

記録型Blu-rayドライブが一気に3万円割れ! 大型液晶テレビも特価品を発見(日経トレンディネット)



総務省と社団法人デジタル放送推進協会が地上デジタル放送「簡易チューナー」仕様ガイドライン公開

2007年12月27日 19時18分12秒 | デジタル家電
皆さんこんばんは。

 以前このブログにて総務省が各メーカーに
地上デジタル放送用簡易チューナーを5000円
以下で商品化し、販売することを求めている

事をお伝えしましたが、AVWatchによると総務
省と社団法人デジタル放送推進協会が簡易チュ
ーナーを作成するために必要な最低限の仕様が
書かれた仕様ガイドラインを作成し、PDFファ
イル形式で公開した模様です。



公表されたガイドラインに記載された仕様は
下記の通りです。

  1 映像デコード機能(NTSC変換)
  
  2 音声受信機能:ステレオ/二カ国語
  
  3 出力端子:コンポジット/アナログステレオ音声
  
  4 字幕・文字スーパー対応
  
  5 エラーメッセージ表示対応
  
  6 画面表示モード選択機能
  
  7 CASモジュールインターフェイスの
    搭載とコピー制御対応
    (デスクランブル機能は必要。
    コンポジット出力にもコピー制御必要)
  
  8 周波数変換パススルー(VHF/SHB)対応
  
  9 放送波ダウンロードサービス対応



 個人的には、今回の仕様が決定する前から
各家電メーカーの声として1万円を切る価格
にするのも難しいとの話が出ている
ことを
考えると、上記の仕様を全て満たした上で
5000円以下の価格を実現するのは極めて難し
い上、(コンポジット出力にもコピー制御必要
)と書かれていることから、簡易チューナーを
ビデオに接続して録画出来ない可能性が高い
点が残念です。新たなコピー制限方式として
登場予定となっているダビング10ではハード
ディスクが搭載された録画機器はアナログ接続
でのコピーは無制限で可能
なことや、地上
波アナログ放送用の4:3の大きさのブラウン管
を使って16:9のワイド画面を写さなければ
ならないため、画面の上下に黒い帯がついて
しまい、動画が表示される部分が小さくなり
比較的小さい大きさのテレビでは見づらくな
ってしまう可能性が高いことを考えると、簡易
チューナーにVHSビデオデッキを接続する形で
のアナログ接続経由のコピーまで禁止すること
はないと思うのですが・・・


関連リンク
Dpa、地デジ完全移行に向け「簡易チューナ」の仕様ガイド作成(AVWatch)

総務省とDpaが地デジ完全移行に向けた「簡易チューナー」の仕様ガイドラインを公表(社団法人 デジタル放送推進協会)

5000円以下の地上波デジタルチューナーが2年以内に登場?(でじたるな部屋)

5000円以下の地上波デジタルチューナーの実現は難しい模様(でじたるな部屋)

地デジ録画の新ルール名を「ダビング10」に統一(でじたるな部屋)