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京都市 常照皇寺の九重桜 国天然記念物

2025年03月29日 08時29分40秒 | 京都府

国天然記念物。九重桜。常照皇寺(じょうしょうこうじ)。京都市右京区京北。

2021年4月1日(木)から3日(土)まで京都府を旅行した。目的は常照皇寺の桜。それだけでは勿体ないので1週間程度の期間を予定したが、3日に短縮して、周山城、美山かやぶきの里、綾部市内の大本教本部址などを目的地とした。美山民俗資料館は現在土日祝日のみ開館。

京都は1980年ごろから90年代初めまで毎年10日ほど日帰りで観光し、桂離宮・修学院離宮・苔寺や秋・春・冬・夏の非公開寺院、平安神宮・醍醐寺三宝院・仁和寺の桜などで150回ほど観光しているので、70年代に発行されたJTBのガイドブックに出てくる名所はほとんど訪れたが、化野念仏寺、城南宮は未訪。常照皇寺はバスが不便なので、いずれはと思い、花粉症がひどくなくなった2年前から4月中旬に訪問するつもりがずれ込んだ。京都府で唯一桜として天然記念物に指定されている常照皇寺の九重桜の開花情報をネットでチェックしていたら3月27日に九重桜は満開近く、「左近の桜」がチラホラだったので、急遽訪問することに決めた。

4月1日9時30分に名古屋市守山区新守山駅近くの業務スーパーを出て、国道21号線岐阜大垣経由で滋賀県米原に入り、ナビに従い琵琶湖沿いの湖岸道路を進み、琵琶湖大橋へ。そのまま北西の山中へ分け入ると国道477号線が全車1車線の離合困難区間が15分ほど続く。登山アクセスで慣れてはいるが、久しぶりなのでライトを点灯し、2回3台ほどとミラーを折り畳んで離合。花背峠から西に進むと、桜が各所で満開の見頃だった。14時30分ごろ常照皇寺の駐車場に到着

常照皇寺山門前の紅枝垂桜。

常照皇寺山門前の紅枝垂桜。

常照皇寺。案内。この寺の開山は、南北朝時代に北朝初代の天皇となった光厳上皇である。光厳上皇は観応3年/正平7年(1352年)、大和国賀名生の南朝後村上天皇行宮にて落飾(出家)し、禅宗に帰依した。帰京の後、貞治元年/正平17年(1362年)、丹波山国庄を訪れ、同地にあった成就寺という無住の寺を改めて開創したのが常照皇寺の始まりである。上皇はその2年後に示寂し、当地に葬られた。

常照皇寺。山門。行きは横の脇道から登り、帰りは石段を下った。

常照皇寺。勅額門。

勅額。

常照皇寺。勅使門下。

門の上右横は「御車返しの桜」上部。その右は「九重桜」。

受付で500円支払って入場。方丈と庭へ。

常照皇寺。方丈南の「御車返しの桜」。一重と八重が一枝に咲く。

まだつぼみだった。

常照皇寺。方丈と「御車返しの桜」。

常照皇寺。方丈。尊釈迦如来立像は通常と異なり、天井近くの鴨居上の仏壇に安置されている。

常照皇寺。九重桜とシャクナゲ。

常照皇寺。方丈と開山堂(怡雲閣)。

常照皇寺。「左近の桜」。御所から株分けしたという。

常照皇寺。枝垂桜。

崖上の仏堂から九重桜。

九重桜と開山堂(怡雲閣)。

九重桜と開山堂(怡雲閣)。

九重桜。

九重桜と青空。

方丈から九重桜。

方丈から九重桜と開山堂(怡雲閣)。

方丈北の庭園。左に滝の水音が聞こえる。百羅漢のような風情の石組み群である。

方丈北。庭園と開山堂(怡雲閣)。中央上が光厳天皇山国陵と思われる。

開山堂渡廊下から九重桜。

開山堂(怡雲閣)。方丈も含めて、柱上に仏像が置かれているのが特徴だと語る人がいた。

開山堂(怡雲閣)。

開山堂(怡雲閣)。

 

常照皇寺を出て、道の駅「ウッディー京北」へ向かった。翌日は明智光秀の山城であった周山城の見学から始まる。



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