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「演歌・オブ・ザ・デッド」公式ブログ
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DVD 仮面ライダーヒビキ(響鬼) 第九巻

2006年04月22日 04時33分20秒 | 仮面ライダー響鬼 nano
今回はテレビ放映の三十三之巻から三十六之巻を収録。

一応某巨大掲示板的に分類されれば私は前期儲ですが、こうやって後期もまとめて観ると結構楽しめました。その当時の自分のブログを見返してみたんですが、支離滅裂(悲)ですね。本当にパニクってたんやと思います。何事も冷静にならないと、ね。

先ずはアームドセイバー後半。面白いとは思うけど、アニメっぽいCG魔化魍がどうも受け入れられないなぁ。アームドセイバーの剣で魔化魍をぶった切るところはよかったです。小暮さんも今回の前後編だけでなく、最後辺りで登場して欲しかったなぁ。

続いて前半の太鼓祭りに匹敵する鰹編。まぁ所謂ギャグ編なんですが、突き抜けてないんで微妙な結果に終わっちゃってるんですよね。それに放映された時期も微妙なんですよね。

これが前半の途中の(太鼓編位かな)時期に放映されていれば、もうちょっと評価っつーか見方も違ったものになったのかもしれません。

ここまで観ていて気付いたことが一点あります。後期のイブキさんはヘタレで有名になってしまいましたが、戦闘場面に限って言えば一人で結構頑張ってます。決してヘタレてませんよ。状況が悪いだけでやられてしまいかけることは多いですが、それは仕方がないことですしね。この後はまぁなんだその、ザクになっちゃう訳ですが。

そして朱鬼編。ザンキさんの先生(先代斬鬼?)登場編であり、あきらの鬼に対する揺らぎ、そして師匠であるイブキに対しての揺らぎも出て来る回であります。

細かいところは目を瞑るとして、大変面白い話ですね、うん。今までの物語を動かそうとすると細かい設定はちょっとうっちゃらないとあかんかったんかなぁ。

朱鬼とあきらを絡めて、復讐というものへの捉え方を描いています。鬼になるということは、復讐というものの立ち位置からは真逆のものだということが提示されているように感じました。

猛士の一員(現地調査員も含めて)って一部を除いて、魔化魍に襲われたとかでその存在を知って(先祖代々猛士もあるけど)、被害がもう出ないようにっていう思いで活動しているのかなぁと思うと、今回の復讐というテーマは「仮面ライダーヒビキ(響鬼)」という物語の本質を突いているような気がしますね。

これなら、ヒビキさんを軸にした方が良かったかもしれないけど、ザンキさんの方が似合うのよねぇ、やっぱ。

不満なところは、この朱鬼編が前半で終わるところです。ああ、じれったい。テレビ録画したものを観ればええねんけど、DVDで続けて観ることが出来ないのが鬱陶しい。商売的にはこれでええんかもしれんけどさぁ。

特典は、ザンキさんとあきらの対談。ザンちゃん面白いっすよ。ほんのり大阪弁が出てくるところがより親近感を与えてくれました。あきらは可愛いっすよねぇ。

テレビ放映当時は前半のテイストを混ぜて欲しいなんて思ってたけど、よくよく後期を観てみると結構頑張って前半のテイストを混ぜようとしているのかなぁと思いました。逆にそれが仇となって足を引っ張っているように思えました。難しいもんですなぁ~。

最近ごっつ頭痛が酷いです。もう最悪。「仮面ライダー THE FIRST」のDVD(高い方)も買っちゃいました。改めて観ても面白いですよ。アクションもええし、脚本(物語)も悪くないと思うし。演出が少し駄目かな程度で。