Invalid Life

「演歌・オブ・ザ・デッド」公式ブログ
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リッチー・コッツェン Richie Kotzen

2006年04月14日 20時08分56秒 | お・ん・が・く
その名前を最初に知ったのは、シュラプネルから出したファーストアルバムでした。

ファーストアルバムは、ベースにスチュワート・ハム、ドラムにスティーブ・スミスという布陣で、演奏がパワフルで皆上手いなぁという印象でした。それにその時期のシュラプネル勢のアルバムより曲も良いかなぁ~って。

悪くはない感触だったんで、一応次のアルバムも買うかなリストに入りました。

そして出ました、セカンドアルバム。いきなし歌ってます。しかも結構上手い。でも、曲が……。良い曲と悪い曲がはっきりし過ぎてます。はっきり言います。所謂捨て曲が多過ぎました。演奏も上手いし、惜しいよなぁ~。それがセカンドアルバムの印象でした。

サードアルバム。全然印象に残っていません。買ったことは買ったんですけどね。そして、恐らくこの時期に手持ちのリッチー・コッツェンのアルバムは中古屋へと旅立って行きました。

暫くして、彼がPOISONというバンドに入り、ドラマーの彼女を寝取ってバンドを首になったことを知りました。まぁ、顔はハンサムやったからなぁ程度の興味しかもう持ってませんでした。

そんなある日、今は亡き梅田のディスクピアで彼の(当時の)新作が視聴出来ました。暇潰しに聴いてみるか。それが新たなる泥沼の始まりでした。

そのアルバムが「MOTHER HEADS FAMILY REUNION」でした。

ええ、嵌りまくりましたよ。ライブにも行きましたよ。

素晴らしいギターとボーカルと曲。こんなええ曲書けるんやぁ。こんなええ声してるんやぁ。こんなギター弾けるんやぁ。以前にも聴いていたというのに、新たな感動を覚えました。

それから、昔のソロ、ポイズンのアルバム、ええ、買い直したりしましたよ。ぐへへ。

次の「Wave of Emotion」も凄いの一言でした。更にどっぷりと浸かりこんでしまいました。

その頃、Mr.Bigというバンドに彼が入ってギターを弾いてくれればええのになぁという妄想を抱くようになりました。これは当時作っていたWebサイトでも書いたことがありました。

ま、まさか数年後にそれが現実になるとは思ってもみませんでしたよ。バンド加入を知った時はまじびびりましたよ。内緒ですが、少しだけ漏らしました。ええ、すんません。

でも、出来たアルバムは、う~んっていう出来でしたけどね。ぐっすん。もうちょっと曲を練って欲しかったなぁ~。加入後の二枚目なんて、バンドって感じじゃないしね~。

テクニカルなギターも難なく弾けるし、泣きのギターもいけるし。歌は上手いし、曲もええの書けるし(波はあるけど)。弱点って言えば風呂嫌いらしいんで、体臭がちょっと匂うことくらいか(←関係ないやろ)。

希有な才能の持ち主なんで、これからも自分のペースで、素晴らしい音楽を聴かせて欲しいっす。