Invalid Life

「演歌・オブ・ザ・デッド」公式ブログ
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フロム・ザ・ダークサイド 3つの闇の物語 デジタルリマスター版

2007年09月21日 00時27分49秒 | 映画・DVD・テレビ番組
ネタバレあります。気を付けて下さい。

原題は「TALES FROM THE DARKSIDE THE MOVIE」で、アメリカのテレビ番組の「TALES FROM THE DARKSIDE」の映画版です。こちらで言うと、「恐怖百物語」の映画版という感じでしょうか。

パッケージを眺めながら、そう言えばこれって見た事ないかも~っていうことで借りてきましたよっと。

三話からなるオムニバス形式になっていて、食人サークルを主催しているっぽいおばさんに捕まっている少年が、おばさんから暇潰しに渡された『TALES FROM THE DARKSIDE』という本を、いよいよ料理されるという時に読んで時間稼ぎしますっていう形で、三つの話が語られていきます。

最初は、若き日のクリスチャン・スレーターとスティーブ・ブシェミ(あ、ブシェミは若くないかも)が出演している、取り寄せたミイラ(通販っぽいけど、通販でミイラを売るなよって感じ)が蘇って人を襲う話です。

スレーターとブシェミは大学生の役で、ブシェミはスレーターの親友に奨学金レースで負けてしまいます。その親友は実はスレーターの妹の代筆で奨学金を受け取れるようになり、奨学金レースの時期にブシェミに物品盗難の罪をなすり付けるという小細工まで計ってました。スレーター自身は何故そんな奴らの肉親及び親友をやってるかのっていうくらい真面目なんですけどね。

ミイラには巻物が付いていて、それを読むとミイラさんは復活します。が、その巻物はラテン語なんで読めませんが、ブシェミは解読しちゃいます。薄々スレーターの親友と妹が自分を陥れようとしていたのを察していたブシェミは、ミイラ君を使って復讐を果たします。

それに切れたスレーターは、ミイラを撃破し、ブシェミを火だるまにしようとしますが、そこはなんとか思いとどまって、巻物だけを燃やしちゃいます。しかし、それは古代のエロ本(っていうエロ巻物)だったりして、大学を追い出されたブシェミは再度呪文を唱えて、蘇らせたスレーターの親友と妹をスレーターにけしかけます。ちゃんちゃん。

そういう話です。あ、全部書いちゃったよ。まぁええか。ブシェミが大学から去る時にスレーターに、もう二度と会わないけど挨拶はするよんって言うんですが、そこでオチは読めるんですよね。スレーターの詰めが甘かったということで。でもスレーターの反撃は、流石DQNな親友アンド妹を持ってるだけあるというポテンシャルを発揮しているのが面白いです。

二番目は、スティーブン・キング原作、ジョージ・A・ロメロ脚本の話なんですが、このDVDのパッケージ、全部がこの原作・脚本みたいな感じで書かれてるんですよね。このタッグは、この話のみです。で、これが一番つまらかったっすね。

製薬会社経営の年老いた大富豪は、一家にやって来た黒猫に、妹、妹の親友、二十年間仕えた執事を殺されちゃいます。その理由は、製薬会社の最大の売れ筋商品を作る際に、実験で四年間に五千匹の猫を殺しちゃったかららしいです。

年老いた大富豪は、自称二十人以上を殺した凄腕の殺し屋(でもほんとは素人だろっていう感じ←僕の印象)に黒猫殺害をお願いしますが、返り討ちにあいましたとさ、ちゃんちゃん。勿論大富豪もね。

駄目じゃん。

三番目の話は、頭の悪い自称芸術家が、自分の家の近所の屋上に飾ってある悪魔像に惚れられるっていう話です。

自称芸術家の男は大きな画廊との契約が上手くいかず、バーで酔っぱらいます。その帰り道、バーテンダーと一緒に帰ろうとバーの裏口から出た時、バーテンダーは怪物に襲われて殺されちゃいます。自称芸術家の男は殺されそうになりますが、一生誰にも言わなかったら生かしとくよベイベーって言われて助かります。

とっとと帰ればいいのに、怪物のことが気になる自称芸術家の男。一人夜道を歩いていた女性を危険やからと家に連れて帰って、結局出来ちゃいます。で、彼女の友人が絵画関係の大物を知っているという、それって罠やろっていう展開になり、そしてトントン拍子に出世しちゃいます。

しかし、怪物のことなんて忘れればいいのに、絵に書き留めたり、立体物を作ったりしてます。アホ丸出しです。で、10年後(つか、やめろって言ったやろ、何年後とかは)、以前金の亡者と罵った代理人ともまた一緒にやってたり、子供も二人出来ちゃったりしてます。

で、黙ってればいいのに、結婚した配偶者に怪物のこと言っちゃうわけですわ。で、案の定、その女性が怪物やったと。子供も怪物やったと。頭の悪い自称芸術家の男は殺されて、ちゃんちゃん。

鶴の恩返し、殺されるバージョンってところですね。最初からオチ丸わかりやったけど、面白かったのは、怪物が怖いっていうよりもちょっと愛嬌がある感じなんと、母親が怪物に戻ると子供まで怪物に(しかもちゃんと小さいし)なるところです。

ここで、話は食人おばさん家に戻って、少年がいよいよ調理されようとした時、もっと話を読むといい、実はハッピーエンドの話があんねんと言います。おばさんはその本にはハッピーエンドなんてナッシングよって言うのですが、少年は自分のことを話し出します。すると案の定、その通り進んでしまい、なんとか脱出に成功。料理されたのはおばさんという感じで終了です。

全体的にコメディタッチで描かれているんですが、コメディっつ~か、苦笑させられるっていう感じで、全く怖くはないんですよね。まぁ、元のテレビシリーズがそんなノリやったんでしょうが。テレビシリーズのものは見た事あるような気がするんですが、記憶に残ってないっす。

ほんでデジタルリマスター版っていうわりには、なんか全体的にピントがボケてる画質なんですよね。これでデジタルリマスターなん?って言うのが一番の駄目なところやったりして。

手紙って赤かったっけ?

2007年09月19日 00時25分51秒 | 映画・DVD・テレビ番組
red letters

松田賢二、筧利夫主演のサスペンス映画。

期待してなかった分、楽しませて貰いました。今回はDVDレンタルで見たんですが、おまけの初日舞台挨拶も笑えました。途中、何とも言えない微妙な空気が流れてますが。

劇中では美人ではないと思った女優さんも、舞台挨拶で見ると物凄く美人だったりして、やっぱ違うよなぁと思っちゃいました。舞台挨拶を見る限りでは、出演されている女優さんは結構レベルが高いと思います。最後に出て来る谷村美月さんも可愛いし(ロリコンじゃないよ)。でも本編は殆ど主演の野郎二人しか出てないのが残念です(そうです、女好きですよ)。

本編は、監督自ら編集しているようですが、なんか効果(何の効果かはわかりません)を狙っているっぽい編集だと思うのですが、すべっているような気がします。

全体的には、主演二人の芝居の上手さで持っているような感じがしました。それは最初から織り込み済みだとは思うのですが、それに対して何かがもう後一押しあればっていう気になりました。

照明なのか、撮影方法なのか、それとも別の何かなのか、殆どが廃墟の団地の一室を舞台としているのですが、どうも安っぽく見えるというか、素人撮影っぽく見えるんですよね。現実感がないというか。それを狙ったわけではないと思うんですよ。冒頭の外界での撮影は結構良い発色だと思ったし。DVD化になった際の色み調整とかの問題なんかぁ。

監督が脚本も兼ねてやってるので、脚本段階での粗みたいなものが撮影段階で消化し切れてないようにも思えました。商業映画の場合なら、脚本家や監督は複数いてもいいと思うんですけどね。それに映画は監督のものだっていう認識も、そろそろ捨ててもいいような気がします。そういう映画を否定するんではなくてね。そうじゃない映画もあっていいと思うし。それは映画じゃないっていうのなら、別の表現方法として出て来てもいいけど。

監督というのは専任プロデューサー的な感じで、演出担当は演出家が行うっていうのでええんとちゃうかなぁ。僕がもし今映画を作るなら、予算担当、製作進行担当、演出担当とかってわけて、全ての決定権だけは自分が持つっていう形にしますね。

あ、いつものようにまた話が逸れてしまいましたが、なんか楽しめたのかそうじゃないのか、自分でもよくわからなくなってきました。

そうそう、松田賢二さんは二回ほど変身します。そう、斬鬼に。いや、マジで。DVDでのお楽しみやけど。

スターシップ・トゥルーパーズ2

2007年09月17日 02時20分25秒 | 映画・DVD・テレビ番組
ハインラインの「宇宙の戦士」を映画化した「スターシップ・トゥルーパーズ」の続編。一応正式な続編(のハズ)。本国アメリカではテレビムービーとして作られたらしいけど、れっきとした続編(みたい)。日本では一応劇場公開したようです。

前作の「スターシップ・トゥルーパーズ」はね、やっぱ僕の世代ではスタジオぬえのパワードスーツが出て来ないといけないわけなんですが、そんなものの欠片すらなかったので、映画としては面白いとは思うんですが、こう、なんかね、のめり込めないんですよ。パワードスーツさえ出ていれば、恐らく狂喜乱舞してたでしょうね。

では何故この続編を借りたて見たのか。いや、暇やったからです。

ブルース・ウィリスのバッタもんみたいな人や、アンジェリーナ・ジョリーの劣化コピーみたいな人が出ていますが、前作との繋がりっていうのはありません(多分)。前作を見ていなくても大丈夫です(だって脳天気映画だから)。

なんでも前作の予算の5%らしいのですが(ほんとかよ)、低予算ながら頑張って作ってます。ただ、たくさんキャラクターが出て来るんですが、それを活かし切れていないし、低予算やねんやったらもっと絞ればええのにって思いました。

なんか「スターシップ・トゥルーパース」の続編っていうよりも、「遊星からの物体X」を舞台を変えてリメイクしましたっていうノリに近いような。

集団戦での銃撃の仕方が滅茶苦茶で笑えます。そんな撃ち方してたら味方に当たるやろっていう感じです。とても一応訓練されているであろう軍隊の歩兵には見えません。こういうのって誰も注意しないんやろか。てか、そんな細かいところなんて気にするなっていうノリなのか。

まぁまぁ楽しめるんですが、こう、突き抜けてなくて、こじんまりとしているのが残念と言いましょうか。

行動力で人望を作っていくタイプの頼れる将軍が出て来るんですが、お色気にはやっぱ弱いのね。

五島うどん うまかっ

2007年09月16日 01時25分29秒 | 食べ物
勝手にトラックバック企画です。というか、トラックバックって勝手にやるもんやんね。当初の機能的な部分からだけで言うと。

あ、本題はそんなことじゃなかった。

いつも参考というか、真似してるeiga_banchoさんの「大阪の穴場を散策する日々」さんで紹介されていたうどん屋さん、京阪本線の滝井駅近くにある「五島うどん うまかっ」さんへ行って来ました。

トビウオから取る(らしい)アゴダシを出汁に使い、麺は普通(?)の白麺と海藻を練り込んだ磯麺というのがあります。

今回の注文はeiga_banchoさんの「大阪の穴場を散策する日々」の記事そのままに、「冷やしめかぶ」を食べました。600円だったと思います。違ったかな。

味は、なんか独特な感じで、つるっと食べられるんですが、味が口の中に残る時間が、大阪うどんや讃岐うどんに比べて長いって感じがします。

磯麺とかアゴダシもお土産に買うことが出来ます。

温い方も食べてみたいと思うので、また行ってみようと思います。

参考リンク:
大阪の穴場を散策する日々内の「五島うどん うまかっ」の記事
グルメWalkerの紹介記事
公式ブログ?

プラネット・オブ・ザ・デッド

2007年09月15日 06時21分22秒 | 映画・DVD・テレビ番組
原題:Raiders of the Damned
2005年アメリカ
監督:Milko Davis
脚本:Mike Ezell
出演:Richard Grieco(逝ってる科学者)、Thomas Martwick(敵ボスやけどこいつが主人公やろ)、Elijah Murphy(捕まった科学者のリーダー)、Amanda Scheutzow(科学者のリーダーの助手)、Gary Sirchia(救助隊リーダー)、Laura Zoe Quist(一応主人公?)、Russell Reed(敵側副官)、Laurie Clemens(救助隊員)、J.C. Austin(救助隊員)、Vic Alejandro(逝ってる科学者の相方)他

これ、結構面白くないです。はい、つまんないですよ。でも、なんかね、個人的に気に入りましたよ。DVD買うほどじゃないけど。

一応敵はゾンビなんですが、この映画のゾンビは、武器とか普通に使うし、ちゃんと喋るし。肉体が徐々に腐っていくのと、人肉を食べる、見た目、それら以外は人間と変わらないんですよね。軍人ゾンビ側はちゃんと軍隊として組織されてるし。人間側よりも纏まってるし。

ネタバレはあるけど、別にそんなん関係ないと思いますよ。

話としては、空気感染でゾンビになっちゃう時代なわけですが、ゾンビ達は一応壁みたいなもので、人間界とは別けられてます(よね?)。科学者のリーダーは唯一ヘリコプターを操縦出来る人を連れて空から研究の為にゾンビを空撮してるわけですが、低く飛び過ぎた為に、ゾンビ側の攻撃にヘリは墜落、助手と共に、昔は人間側の軍隊を率いていたクロウ(親しい友人はX『エックス』と呼ぶ)大佐の捕虜になっちゃいます。

科学者側は救助隊員四人(だけかよ)を派遣します。ゾンビと人間世界の壁は、なんか変な機械で空間をねじ曲げて突入します。そこからゾンビとの緊張感のない戦いが続き、やっとのことで科学者のリーダーを救出(でも壁からの脱出場面にはいなかったけどさ)しました。シャンシャン総会な終わり方です。

まぁ、救助隊のリーダーが取り残されてるとか、多分ゾンビの子供を宿してしまった助手とか、最後に何故か顔半分おかしくなってる逝ってる科学者とか、全部ほっぽってるのが凄いところではありますが。

ゾンビがほぼ人間と変わらないとか(外見は違い過ぎるけど)、一応話の大まかな筋は整えてるとか、まぁ、好意的に評価出来る部分はあるんですが、やっぱつまんないもんはつまんない、おもんないもんはおもんないと言いたいよね。こういう映画に言えることは、アイデアだけがあって、それを纏めるとか精査するっていうことがなく、しかもそれを予算や時間がないっていうことを隠れ蓑にして誤魔化そうということが多いっていうことです。

でも、こんな映画、大好きです。はい。愛せないバカ映画ですけどね。

輪廻

2007年09月14日 01時23分55秒 | 映画・DVD・テレビ番組
この時期のお約束として(ってもう秋じゃんか)、日本の恐怖映画も見ないとなぁということで、借りて来ました。優香さん主演で、「呪怨」の清水崇監督の映画です。

なんでこの映画のことが気になっていたのか、前世の感覚でなのかわかりませんが(嘘)、えっと、多分映画館で予告編とか見て、ずっと気になってたんですよ。で、やっと今回見たっていうのが事実なんですが、前世の感覚で見ざるを得なかったということにしといて下さい。

香里奈さんがごっつ綺麗っていうか、好みでした(って最近はこればっか言ってるような気がする)。

ネタバレがいっぱいあると思うので、興味があってこれから見ようと思ってたら、ここから下は見ないで下さいね。これってネタバレを見てから見るのと、知らないで見るのとでは、感じ方っていうか捉え方が随分ちゃいますし、知らないで見るっていうのは、最初の一回目だけの特典ですからね(厳密には違うかもしれんけど)。

思ったよりも丁寧に作られていて、物凄く好感を持ちました。演出も素晴らしいと思うし、主演の優香さんの演技も良かったと思う。優香さんの存在感の無さ(主人公として中心になって話を回すっていう立場ではないっていう意味で)にもかからわず、きっちりと優香さんを印象深く見せるっていう演出は良かったと思います。

香里奈さんの役がサスペンス風にというか、観客の目を誤魔化す為に与えられているわけですが、効果的に機能していたと思います。このあたりの作り方は丁寧過ぎて、逆に恐怖感っていうものを剥いじゃっているのは残念ですが。理路整然としていることで観客に対して論理的に伝わっちゃって、超常現象的なものには向かないやり方だと思うのです。でも、これって意図的にそうしてるんですよね、恐らく。ラストを見る限りでは。

この映画の恐怖感っていうのは、心理的に訴えるわけでもなく、視覚的に訴えるわけでもないんですよね。まぁ、ところどころ脅かすっていう意味合いでの恐怖というか怖さの演出はありますが、これも、ラストへの伏線っていうか、こういうラストなんですよっていう提示だったんでしょうね。

優香さんが過去ホテルで大虐殺を行った教授の生まれ変わりっていうのは、この映画のびっくりさせる要素ではあると思うし、肝の部分ではあると思うんですよ。でも、それがこの映画のやりたかった恐怖ではないと思うのですよ。優香さんが教授の生まれ変わりであるっていうのは、途中でばらすような形で展開させていってますしね。

この映画の恐怖というのは、唯一生き残った教授の妻であり、教授が殺した実の息子と娘の母でもある女性の復讐だと思うんですよね。加害者の家族であり、被害者の家族でもある彼女はさぞ辛い人生を過ごさざるを得なかったっていうのは、容易に想像出来ることですよね。そのところの描き具合が足りなかったっていうのはあると思いますが、描き過ぎると別の方向に向かっちゃうかもしれないっていうのも十分考えられるので、痛し痒しなところではあります。

妻は教授が残した資料を長年見続けて、教授は狂って犯行に及んだのではなく、実は実験の一環としてやってしまったのではないかと結論付けます。それは、香里奈さんが尋ねてきたことで確信となります。香里奈さんを娘の生まれ変わりとすれば、教授の生まれ変わりもいるはずだ。その人物に対して復讐しようというのが、この映画の一番の恐怖だと思います。

最終的に恐らく精神が侵されてしまった優香さんに対しての行為っていうのは怖過ぎましたよ。でもそれは優香さんとして生きた人格に対しての復讐であって、決して教授に対しての復讐には成り得てないんですよね。恐らく、それが最後の優香さんのカメラ目線の表情に出ているんじゃないかと。教授とすれば、実験は成功したんですからね。

生まれ変わっても、結局は前世と同じ死に方(殺され方)をしちゃうわけなんですね。一回人に殺された人は、生まれ変わっても人に殺されるんだと。

残念なのは、他の生まれ変わりの人達を放ったらかしにしちゃってるってところですよね。態とやっている部分はあると思うんですけどね。結末のインパクトを大きくする為とか、不条理な部分を残しておきたい為とかで。

あ、この映画の一番怖いところは、犯行時の8mmフィルムが時空を超えて優香さんのとこにやってきて、それを現像して優香さんのマネージャー(杉本哲太ですよ)が試写室でずっと見ているところと、優香さんがあっち方面へ逝っちゃった後、一応撮影されたフィルムを関係者が試写室で見てるところですね。あ、違うか。

えっと、なんか褒めてるように思えるかもしれませんが、僕の最終的な印象はイマイチでした。好感は持てたし面白いとは思うのですが、怖さもあまりなかったしと、物足りなさの方が大きかったのが正直なところです。最初に褒めてるのはなんやねんって言われると、掴みとしか答えようがありませんねん。映画としてはよく出来てるとは思うけど、僕好みではなかったということですたい。

優香さんが結構ホラークイーンとしてやっていけるんとちゃうかなっていうのがめっけもんなんかな。

今日はなんと言っても『カイザの日』

2007年09月13日 00時29分31秒 | 仮面ライダー555
まぁ、そういうことですね。

もう四年も前なんですよね、555って。そりゃ、芳賀優里亜さんもケバく(げふんげふん)なるわけですよね。綺麗やからええけどさ。

正直、最近555はあんまし見てないんですが、今日の日の為に、あの名台詞、「真理はなぁ、俺の母親になってくれるかもしれない女なんだ」の前後の回を見てみました。シャアの台詞じゃないですよ。

やっぱ、かっこええわ。草加雅人。

この台詞の時期は、真理に振られ気分でロックンロールで、木場を陥れようと近付いてみたり、ラキクロに入ろうとしたり、いや~、乾巧とどっちが主人公やねんっていうくらい暴走してますね。

撮影的にこの時期は丁度映画も同時だったと思うので仕方がないんでしょうが、この後も結局暴走したまま逝っちゃいましたからね。

続編っていうか、あ、続編だったら死んでるからあかんよね。

うん、リメイクして欲しいです。草加雅人主役でね。やっぱ仮面ライダーは改造人間じゃないと駄目でしょう。

仮面ライダーカイザ 草加雅人は改造人間である。
悪の株式会社スマートブレインにより、オルフェノクの因子を埋め込まれた草加雅人は、復讐の為、そして、愛する人、仲間の為に、一人オルフェノクの軍団に立ち向かうのであった。
(卑怯な真似も当然するよ)

これで決まりっしょ。マジでリメイクするなら、脚本書きまっせ。もち、無料で。東映さん、頼んます。作って下せぇ。

追記:
やっぱ本家は違うなり。
草加雅人を演じられた村上幸平さんのサイトのコラムを見て下さい。もう、涙ちょちょ切れます。
素晴らしいです。まりがとう、ですよ。
な、なんと真理の誕生日でもあるらしいですよ。昭和61年9月13日生まれの設定らしいです。狙ってやったのか、偶然なのか。どちらにしても因果ですね。

DAY-X 人類VSゾンビ最終戦争

2007年09月11日 21時26分59秒 | 映画・DVD・テレビ番組
原題:Day X
監督・脚本:Jason Hack
2005年アメリカ

日本の販売メーカーが作ったであろう予告編は嘘ばっかしで別に最終戦争でもなく、こじんまりとした範囲の中で物語は進むわけですが、まぁまぁ面白かったです。低予算ながらも工夫の跡が伺えたし、思い出作り系の映画のように身内だけ楽しんで貰えたらいいわっていう姿勢ではなくて、一応(不特定多数の)観客が見るっていうことを想定して作っているよなって思えました。

いつものようにネタバレ最終戦争でここから下はお送りします。

最初の運び屋の人がごっつかっこよく登場します。発狂した人間が襲いかかって来ますが、もの凄い冷静に処理します。いいっすよねぇ。この映画で気に入ったところは、あまりぎゃーぎゃー喚く人がいなかったってところです。そういうのを楽しみにしている人には不満箇所でしょうが。

運び屋の人は、実は(オープニングの台詞で進行する展開中からですが)少女を運んでいるんですね。その少女っていうのは、発狂した人間を治す(んかなぁ)解毒剤なのです(少女自体が解毒剤)。この少女が終盤、発狂した人間っていうかゾンビを喰らいます。っていうか噛み付きます。これにはぶったまげましたね。このアイデアは面白かったです。

運び屋さんは車に乗って逃げるんですが、車は壊れてしまって、やっとのことで集合場所のボロい倉庫みたいなところにやって来ます。そこには、急に発生したゾンビに襲われて逃げ込んだ人達がいました。

紆余曲折あり、少女を運ぶ目的地だった施設のシェルターに向かう為に、ゾンビの群れの中を、唯一動きそうな車のところまで進みますが、殆どのメンバーが喰われちゃいます。何故か少女もゾンビの群れの中に自ら突っ込んでいって死亡(?)。

残ったメンバーは、やっとシェルターに到着し、その中に入りますが、実はそこもゾンビ君で定員オーバーでしたっていうオチで終了です。

正味一時間ちょっと位の時間なんですが、もう少し長くても良かったんかなぁって思います。

ところどころ、今回の元凶を作ったであろう、博士の告白場面が挿入されて、ようはゾンビの発生理由を観客に対して説明するっていう役割を担っているわけですが、これが話の流れに水を差すっていう形になっていて残念に思えました。

わざわざ、博士とかを出して説明しなくてもよかったんではないかなぁと。その場面があるからっていって、きっちりと説明されているわけでもないし、少女の存在の説明もなくて、うっちゃってるって感じがあるし。それなら、もう細かい説明はやめて、こういう状況になりました、そこから脱出する過程を描きますよっていう割り切りが必要だったんではないのかなぁと。

短い時間ながら、人物の描写も何気にきっちりしようとしていて、まぁ、上手いっていう部類ではないけど、丁寧に作ろうという姿勢の表れだと思うので、評価したいと思いますね。と書きながら、メイキングとかを見てると、やっぱ思い出作り系なんかなぁとも思っちゃうけどね。

まぁ、悪くはないゾンビ映画だと思いますよ。チープではあるけど。

タイミング外してますが

2007年09月09日 20時25分02秒 | 人生適当語録
もう「織田裕二の世界陸上」は終わってしまったんですね。結局、今回はテレビで織田裕二の弾けっぷりを見ることなかったなぁ。なんでも開会式でイメージソングを(口パク?で)歌っちゃったらしいですね。

いやいや、そんなことはどうでもいいんです。あ、よかないか。

大阪市民として、現状で「織田裕二の世界陸上」を主催(だよね?)する意味があったのだろうかということが、大変気になります。なんでも50億円以上も費用がかかってるんですよね。それで、大阪市(市民や企業等含む)への経済的な還元は、実質的にはどの程度だったのでしょうか。

なんかさ、無駄遣いとか指摘されまくっている大阪市(大阪府もやけど)やのに、三セク問題とか色々あんのに、こんなことやっとってええんかいなぁと。役人が暴走してるのなら、議員が止めないといけんでしょう。

止めてくれない議員を選んでいるのは僕達市民なんで、市民の責任でもあるんですよ。ちゃんと、ここは認識して理解しておかないといけないです。

もうすぐ大阪市長選挙やけど、立候補しちゃおうかな。駄目だよ、このままじゃ。

あ、「世界陸上」というイベント自体が駄目だとか、そういう話ではないですよ。なんかね、ボランティアの皆さんへの統率が取れてなかったとか、大阪市から派遣されていた役員がふんぞり返っていたとかで、逆に迷惑かけたみたいで、ごめんなさいです。

まぁ、織田裕二による織田裕二の為の「世界陸上」なんやったら、大阪市が介入しなくてもよかったんとちゃうのかなぁ。テレビ局主催で。国際ガチイベントやからそういうわけにはいかんのやろうけど。てか、織田裕二、ちゃんとしたドラマ作ってくれ。例の映画の予告編見たけど、やばいんとちゃうの?もう撮り終わってるからどうしようもないやろうけど。

見てなかった

2007年09月08日 19時10分28秒 | 人生適当語録
サッカー日本代表の試合(対オーストリア)を見ようと思っていたんですが、あまりもの急激+強い眠気に勝てず、見ないで寝てしまいました。結果からすると、見なくて精神的には良かったかもしれません。

松井選手が久々に代表の試合に出場したそうですが、そこからだけは見たかったよなぁ。次の試合は、もっと気合いいれて、見ることにするぞぉ~。

高校の野球部に女性高校生の監督が誕生という記事を読みました。でも選手としては、公式戦には出ることが出来ないんですよねぇ。男女平等を反対しているんでしょうか、高野連は。

体力的に差があろうが、ルールとかでそういうものを縛るべきではない。統計的には男女には差があるという結果があってということもかしれないし、多感な時期に男女を一緒にすることは危険だっていう見方もあるかもしれないが、個人の挑戦を門前払いしてしまうようなルールというのは、憲法違反の側面もあるんじゃないのかと思う。

高校野球も、クラブ活動ということを考えると、監督も高校生がやるべきだと思う。プロの下部組織のチームとかは職業監督が就くことは当然と思うけど、高校のクラブ活動は、あくまでも高校生によって運営(っていう表現でいいのかな)されるべきだと思う。最終的な管理監督的な面だけ教師や学校から委託を受けた者が行えばよい。

スポーツ競技での男子、女子っていう分け方もあほらしいし、格闘技とかの体重別もあほらしいと思っている。

政治家の、しかも大臣の記載ミスが目立っているみたいですが、ほんとにミスなのか、徹底的に調べて欲しいですね。

政治家を規制するルール(法律とか)は、政治家以外が作るべきなんやけどね。僕に作らせてくれたら、立派なものを作りますよ。当然、裏金を渡してくれたら、政治家有利に作ります。

あ、駄目じゃんか。