5番の刺繍糸

趣味の針仕事・庭仕事・料理を中心に、日々のあれこれを綴ります。

子供ショルダーバッグ

2011年02月03日 | 洋裁ほか

甥っ子のリュックに続き、ショルダーバッグが出来ました。
リュックと構造が似ているので、布使いも全く同じになってしまいました。
本当はお揃いにしつつも、配置は少し変えたかったのですが、
アレンジのしようがないので、まあ、仕方がないですね。
フラップ無しでファスナー口にしていたら、下1/5程度で切り替えていたでしょう。



ショルダーバッグとはいえ、2歳~4歳ぐらいの子を考えているので、
大きさは、たて16cm×よこ16cm×まち4cmと小さめです。
お菓子の小さな袋とハンカチ、あとはミニカーの2つ3つが入るくらいでしょうか。
正方形のバッグってあまり見かけないので、
どんなイメージになるんだろう?と思って試してみたのですが、
ちびっ子なりに“こだわって持っています”的な(笑)、
ころんとキュートなバッグになりました。

ちなみに、肩紐はリュックと同じ2.5cm幅で、
リュックと合わせてちょうど2.5mで出来ます。
( パッケージ売りを使い切りました。)



私、シュゲイの物づくり、特に小物づくりに関しては、
“寸法”が一番大事だと思っていて、
例えば、先日のダイ・ステッチワークの巾着などでも、
真ん中の刺繍からどれくらい離れたところに、
巾着の端っこがこればいいだろう?と一番気を遣いました。
余白、のようなものでしょうか。
その寸法によって、作品の表情が全く変わってきます。
言うなれば、刺繍がどんなに丁寧に綺麗に決まっていても、
物の仕立ての寸法を間違うと、その魅了は台無し、
全体の余韻のような、気持ちの良い雰囲気を醸さなくなってしまいます。

これは、余白があればいい、大きければいいというものではないので、
その都度その都度、断つ前の布に図案を配置してみたり、
型紙を不織布に写したのち組み立て、立体にしてみたりして、
できるだけ、実際の出来上がりに近いものを確認するようにしています。

でも、ショルダーバッグとなると、
いくらでも“決まる寸法”というのはありそうで、
その中から、自分がイメージしたものを探り出していくには、
いくつか作ってみる必要がありそうです。
今回の寸法も、検討の価値はありありです。
どれくらい蓋をかぶせるか、そのバランスもありますしね。



こんなちっぽけなバッグに.....
あれやこれやと.....
考えることはいっぱい.....

私はそんな性分です。(笑)




作り方の手順としては、
1.蓋と表袋をそれぞれ作る。(蓋には接着芯を貼る。)
2.表袋の内側に肩紐をミシンで縫い付ける。
3.表袋の内側に蓋を当て、今度は一気に口周りぐるりを縫う。
4.中袋を表袋と同寸で作り表袋に入れて、口の際にまつり付ける。

最初は、蓋も紐も中袋も同時にセットして、
ダダダーッといっぺんにミシンで縫いとめるつもりでしたが、
肩紐の厚さがあったりして、綺麗に縫いづらかったので、
それぞれ、別々に縫い付けることにしました。
でも、縫った場所はすべて同じライン上なので、
口周りは一本の縫い線になっています。



ゆうべ、夫がまた1歳児でも食べられるお菓子を買い足してきて、
ショルダーバッグに入れていました。
妹に電話で「明日、送るからね。」と言うのを聞いていたようです。
( リュックの方も、すでにお菓子でパンパン!)



“ とにかく、これをふたつ持って、早く伯父さんのとこに遊びに来い!”
と、夫は口癖のように言っています。(笑)







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