友人からの依頼だったA4書類ケース、
試作編を経て、先日、完成品16個を作り終えました。
(当初の15個から1個プラス)
試作編の時には、提案がてらにフラップを付けたのですが、
友人の仕事での使い勝手を考えて、
フラップなし、ボタンのような出っ張りもなしで、
形はごくごくシンプルだけど、布使いは可愛くて楽しくなるものを!
という要望で、以下、16点が出来上がりました。
どれがお好みでしょうか。
(ちなみに、夫は下から2番めの左側が好きだそう。
私は.....ひとつには決められない!)
まず考えたのは、プリント布の組み合わせ。
最初に決まった6個分を縫い合わせ、やる気を鼓舞しておいてから、
① 表布、裏布、キルト芯、接着芯の裁断
② 表布にキルト芯と接着芯を張り付ける
③ プリント布とグログランリボンを縫い付ける
④ 表布、裏布を袋状に縫う
⑤ 表袋と裏袋を中表に縫い合わせて、表に返す
⑥ 口周りの処理
⑦ タグを手縫いで取り付ける
という作業をまとめてやって、まずは友人に雰囲気を見てもらい、
大変気に入ってもらったところで、(人´∀`).☆.。.:*・°
残りの10個も5個+5個に分けて仕上げました。
さすがに流れ作業とはいえ、
小分けにして完成の達成感を挟みながら作らないと、
単なる苦行になってしまいますね。
あとやっぱり、布合わせを先に考えておいたのがコツで、
このおかげで、気分が随分楽になり、作業も効率アップしました。
布は買い足すことなく、全部手持ちの布で仕上げました。
単純に16×3=48種類あればいいという訳ではなく、
しっくりくる組み合わせで16種類を選び出すのが大変でしたね。
コツとしては、花柄を持ってくるとまとめやすく、
残りの2枚は、同系色を合わせるか、花柄の中の色を拾ってくれば良いのですが、
なかなかこれが曲者でして、かなり試行錯誤しました。
無地も使っていますが、柄+柄も恐れず合わせています。
その際、似通った大きさの柄を持ってくるとガチャガチャするので、
柄の大きさにもメリハリを付けるようにしています。
あと、最後に忘れてならないのが、タグの存在。
これがあるとないのとでは、全く出来が違ってくるので、
ぜひ、これはお薦めのパーツですね。
私はタフタリボンに布用インクでスタンプをして、タグを作っています。
オリジナルの刺繍タグを作ろうかと思った時期もあったのですが、
このスタンプタグが、ことのほか気に入っていて、
リボンやインクの色や質感を変えれば、
簡単に作品にあわせることが出来ることもあって、
こちらの方が使い勝手が良いと感じています。
(今回も、白のリボンにグレーのインク、グレーのリボンに黒のインクと、
2種類のダグを使っています)
キルト芯だけでは頼りないということで、
結構しっかりめの接着芯もプラスしています。
おかげで、きちんと自立しますよ。
ほっほっほ~。
出来上がったものを紙袋に詰めて、あとは友人に手渡すのみ。
中袋は表の色合いによって、
ピンク、ブルー、グレーの綿サテンを合わせています。
リボンによっても雰囲気は変わるので、
柄合わせ色合わせは苦心した部分でもあるけれど、
こうして出来上がってみると、やっぱり楽しくなりますね。
柄がそれぞれ違うおかげもあってか、16個という数もそれほど苦にはならず、
出来上がったものをまとめて見ているだけで、満足満足!
友人の同僚の皆さんに、重宝して頂けるといいなと思っています。
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同じデザインでもこの数だと大変と思うのに、其々違った組み合わせで・・・・・
昨日拝見して迷って決めかねていた人気投票、あらためて今日又見直して、決めました。
一番目を引いたのはオレンジの組み合わせ、次が一番下の段の左です。
左が娘さん、右をお母様と言う感じがしました。
使ってくださる方は、年代が様々と聞きましたので、
渋めのものからパステルトーンのものまで、
少しバリエーションを持たせたつもりですので、
その意味でも、谷間のゆりさんのコメント、とても嬉しかったです。