ぬるい!砂糖も多い!

おいしいコーヒーが飲みたい

ライプニッツ

2017年11月30日 | 日記
中公クラシックスの『ライプニッツ』を手に取って、「形而上学叙説」を眺めているのだが、無知蒙昧のためにほとんど理解がおよばない。それでも、この蒙昧の霧の向こうにはきっと、とてつもなく面白い何かがあるようには思う。

「…この自然なるものは神の習慣にすぎず、神を動かしてこの準則を用いるようにさせた理由よりももっと有力な理由があれば、神はこの習慣を守らなくてもすむ云々」という箇所など、たまらない。もっと能力があれば、こんなところからインスピレーションを得て、たとえば気の利いたSF小説でも書くのだけれど、非才を嘆くのみですわ。