ぬるい!砂糖も多い!

おいしいコーヒーが飲みたい

体調不良につき

2021年08月04日 | 日記
ちょっとお休み

やり過ごせ、暑さ。

2021年08月03日 | 日記
今年も暑熱がやってきた。「あぢ」「あぢ」と言うだけでは芸がない。

その1: 冷やすなら、首の後ろ! 私の愛用品は、白元アース首もとひんやり氷結ベルトである。アイスノンの細長いのを首に巻きつけて使う。生き返る。

その2: 外気の熱が入らなければ、それに越したことはない。遮光カーテンを使うべし。それほど高額でなくても、断熱にも十二分に役立つ。はじめて使うと驚きますよ。

この二つを使っていなかったら、命をずいぶんすり減らしたと思う。

地球外生命・スピンオフ

2021年08月02日 | 日記
NHKラジオ第二放送の「カルチャーラジオ 科学と人間」、今季は松井孝典氏による「地球外生命を探る」である。

この第3回の冒頭で松井氏が、「物理学は明らかにこの宇宙で成立している」が、一方で「生物学はこの地球上でしか成立していない。そういう意味で普遍性がない」と言ったのが面白かった。なるほどね。

生物学についてはいいとして、逆に物理学(ひいては数学)の普遍妥当性はどう担保されるのだろう。何を読んだらいいのやら。カント?養老孟司?

小島寛之氏の監修希望

2021年08月01日 | 日記
ニンテンドーのDSでは、ずいぶんいろんなことができるようだ。ゲームや検定試験準備などのほかにも、音楽や絵を教えてくれるソフトなんかもある。小説も読めるんじゃなかったか。

わたしがほしいのは、数学読み物的なもの。随所でパズルを解きながら、ストーリーを追うのがいい。パズルを解き、解説を読み、メインのストーリーにもどるというスタイルで。100問ばかりクリアしたときには、数学一般の(浅くても)広い知識が身についている。あるいは特定のテーマの発展が分かり、高いレベルへの入り口が遠望できる。そういうソフトがほしい。2画面が常に開き、図には動きをもたせられるDSには、紙の本にない強みがある。

そんなソフトは売れそうにないか。数学なら、せめて受験勉強に特化していないとだめか。だが、受験生に色目を使わなくても、「偏差値の高い生徒たちに高い人気」ならば売れるだろう。とは言え、評判になるにはとにかく世に出ねばならぬのだ。そう思うと、エンツェンスベルガー『数の悪魔』は奇跡の一冊だな。

映画のはなし。論旨なし。

2021年07月31日 | 日記
アマゾンプライムビデオで、台湾のアニメーション映画「幸福路のチー」(2017年)というのを見つけて鑑賞した。
台湾で生まれ育ってアメリカに移住した女の人の半生を描いたものである。民主化前後の台湾の様子を一庶民の視点から見せてくれて、我々には現代史の勉強にもなる。

見はじめてすぐ思い出すのは、フランスのアニメーション映画「ペルセポリス」(2007年)。こちらは、イランで生まれ育ちフランスで暮らす女の人の自伝にもとづく。この作品を、「幸福路」の制作者たちは意識していただろう。主人公のおばあちゃんが重要な役割を果たすところなども似ている。ただ、引き合いに出すのがはばかられるほど、両作品の出来栄えには差がある。私は「幸福路」を見て、「ペルセポリス」がいかによくできていたかを再認識した。

ついでながら、「ペルセポリス」の主演はキアラ・マストロヤンニ。なんと、マルチェロ・マストロヤンニとカトリーヌ・ドヌーヴの娘だという。この二人が夫婦だったなんて知らんかったわ。そのキアラが演じる主人公が歌う場面があるのだが、この歌がとんでもなく下手である。なのに、しっかりフルコーラス歌っているのは何ごとだろうか。監督は平気だったのか。母親のカトリーヌ・ドヌーヴも出演していたから、なんかやめさせられなかったのか?

わたしは心配する

2021年07月30日 | 日記
プロ野球、再開するんやろな? 中断したままになったりしないよな? 

荒廃した国土に復興の槌音が響くなか、待ちに待たれた職業野球の再開です、などという日がウン年後に来たりしないよな?

その日、グラウンドに懐かしい顔がそろった。中断直前に話題を独占した「怪物ルーキー」佐藤輝明の姿もあった。だがその打棒はすっかり湿っており、かつての力は二度ともどらなかった。などという悲しい物語にはならないよな?

アメリカでも待ちに待たれたMLBが再開した。中断直前に話題を独占した「二刀流」オオタニサンの姿もあった。だが…とかいうのも、どうか勘弁してください。

そんな事態を避けるため、われわれにできるのは、神仏に頼ることだけだ。皆で絵馬を奉納したり、財産を喜捨したり、お堂を建立したりしよう。それでアメリカのMLBまで助けられるのか多少疑わしいが、そこは大和魂で乗り越えようではないか。

アルフォート愛

2021年07月29日 | 日記
ブルボンのアルフォート。初めて食べたときには感激した。チョコレートとビスケットをああ配分した人は表彰ものだわな。

「刑務所のなか」という映画にアルフォートが登場する。これは刑務所生活を楽し気に描いた変な映画だが、原作者の実体験がベースになっているらしい。その刑務所では毎月、素行の良い受刑者が映画鑑賞を許されるのだが、そのときお菓子と飲み物が配られる。そのお菓子がアルフォートだった。映画からもどった男からそれを聞いて、同房の連中が羨み、「あーっ、やっぱりアルフォートか、ちくしょう!」などと騒ぐのが、まあ、楽しそうだった。

このように刑務所でも人気のアルフォート、わたくしはよく職場で昼食にしていた。アルフォートひと箱とコーヒー。ちょうどいい分量だった。

ネタバレ潔癖症の方は読んじゃだめ

2021年07月28日 | 日記
井上ひさしの遺作『一週間』は、終戦直後のハバロフスク*が舞台の長編小説。主人公の日本人とソ連当局との丁々発止のやりとりが、抜群におもしろい。ページ数も多くて読みごたえも十分である。

ただ、どうも未完成な印象を受ける。たとえばスパイM**について物足りない。それ以外にも、作者自身も、いろいろ直したり加えたりしたかったのではないか。手を入れてから単行本にするつもりで、果たせなかったのかもしれない。

10年以上前のこの作品を思い出したのは、潜入スパイつながりで。サンデー毎日最新号の下山進の記事***によると、なんとまあ、立花隆が『日本共産党の研究』に従事した当時、スタッフの中心的な人物に、その日本共産党からの「スパイ」がいたそうな。たまげるじゃありませんか。その人物は誰にも正体を知られずに姿を消し、何年もたってから、苦しい胸の内を書いた告白の手紙を送ってきたそうである。


* 黒竜江とウスリー川とが合流するあたりのソ連領。
** 結党直後の日本共産党に潜入した当局の工作員。党に大打撃を与えたのち姿を消した。
*** 2021.8.8 「2050年のメディア 第70回」

懐かしのSF第一世代

2021年07月27日 | 日記
小松左京が生誕90年、没後10年ということで、週刊朝日は筒井康隆に思い出を聞いている(8・6増大号「盟友・筒井康隆が語る小松左京」。私が見たのは電子版)。

インタビュアーは、「星・小松・筒井」をセットにしてひとつの時代の「SF」を語るという、昔ながらの手法への思い入れが強いようだ。それに対して、御三家の蜜月時代に対して最近は醒めた態度の筒井は、なんだかつまらなさそうに、何とはなしに冷淡に回答している。「盟友」云々というタイトルが、少々浮き上がってしまった。

インタビューページ中の囲み記事によると、筒井の「日本以外全部沈没」は、「小松左京氏が許可を出し、星新一氏が考案し、筒井康隆氏が執筆した」ものだという。星新一のアイディアだとは初めて知った。

緑二題

2021年07月26日 | 日記
友人が十代のころの話。たまたま家族で見ていたテレビで、河童が話題になった。するとお母さんが、顔色一つ変えずに、河童は本当にいる、子どものころに見たと言ったそうだ。場所は三重県の山のなか、河童は緑色で小さかったという。お母さんが世間話のように話したというのが、かえって凄い。

緑色と言えば、私の母も子どものころ、普通でないものを見ている。火事(空襲?)の焼け跡から、人間の形をした緑色のものが空に昇って行ったそうだ。母は河童だの幽霊だの、あやしい話は受け付けないのだが、「あれは絶対に夢じゃなかった」と言っている。