ぬるい!砂糖も多い!

おいしいコーヒーが飲みたい

困ったよー

2018年11月30日 | 日記
父が友人に紹介されたカイロプラクティックの施術院に通って、次から次に高額の寝具やらサプリやら買って帰るよー。

カモにされてるだけだから行くのやめてくれって言っても、聞いてくれないよー。

昨日はトルマリン入り毛布と称するものを、4万円も払って買ってきたよー。効果があるとか言われて真に受けてるよー。これでも大卒ですよ(泣)


ちなみに、zenkenkai (全健会) の施術院です。

北の大地がどうのこうの

2018年11月25日 | 日記
明治日本の北海道開拓。

「屯田兵」というのが北海道に渡って開拓にいそしんだ。そう教わった。屯田兵とは周知のとおり、「土着して平時は農業に従事している兵」(大辞泉)のこと。

ふと思ったのだが、なぜ「兵」でなければならなかったのだろう。「そりゃ、ロシアの南下に対抗するためでしょうよ。何言ってるの」と言われそうだが、当時北海道をめぐってロシアとにらみ合う状況だったのか?本当に??

もしそうだったとしても、例えばロシアの軍艦がやってきたとき対抗できるほどの装備やら指揮系統やらを、北海道の屯田兵たちはもっていたのかしらん。明治政府はそこまで手当するつもりだったのか。

失業した士族たちを開拓団に仕立てるときに、彼らのプライドを慮って、あるいは彼らを言いくるめるために、「北方防衛任務」を持ち出しただけだったりして。

もうひとつ言えば、彼らの武装は実はアイヌを威嚇したり撃退したりするためのものだったのではないのか。事典には「北海道の治安維持」(マイペディア)とか「現地警備力の増強」(ブリタニカ国際百科事典)とかあるが、その相手はロシアだったのだろうか。いや、生活の場を奪われるアイヌでしょう。

「屯田兵が開拓に従事しました」じゃなくて、「明治政府は武装開拓団を組織的に送り込んで先住民の土地を収奪しました」というのが正しいのではないのか?え、どうなのよ?

ニュース二題

2018年11月23日 | 日記
その1:大谷選手帰国。

メジャーではモノにならず、格闘家に転身して大みそかに日馬富士と対戦…という私の予想を裏切って、新人王を獲得して帰ってきました。それはいい。それはいいのだけれど、ニュースが「二刀流で新人王」とかいうのはおかしいでしょう?

二刀流はシーズン途中で挫折したが、打者として22ホームランの大活躍! と、こう言うべきでしょうよ。


その2:「慰安婦財団」の解散やらなんやら。

「国と国との約束が守れないなら云々」と言って、韓国政府に非難ごうごう。

それはそうかもしれないが、ひとのこと言えるのかどうかは、ちょっと気にした方がいい。ポツダム宣言を呑んでおいて、南千島をどこやらの国が不法に占拠と言い続けてきたことはどう思う?

今頃知ったのかとか言わないで

2018年11月18日 | 日記
ある有名なSF小説を読み終えたところです。驚いたのは、石森章太郎「サイボーグ009」に出てくる「加速装置」にそっくりなアイディアが出てきたこと。この小説が元ネタだったんですかね!? 口の中にあるスイッチを操作するところまで同じ。いえ、別にパクリだとかなんとか文句をつけるつもりは毛頭なく、ただ驚いただけなんですが。

この「加速」のアイディアについてさらに言えば、筒井康隆のデビュー作「お助け」はどうだろうか。これが最初に同人誌(NULL)で世に出たときには、その小説の邦訳はまだでしたが、原書は数年前に世に出ています。第13章の末尾と「お助け」の結末は似ていると思うけれど。

デイジー、デイジー

2018年11月14日 | 日記
映画「2001年宇宙の旅」で、コンピューター「HAL9000」の声を演じた俳優が亡くなったそうです。いい声でしたね。

例えばこちらを → http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1811/12/news089.html

映画を見たときは分からなかったHALの行動の意味は、クラークの原作を読んで理解できました。
その後、映画「2010年」で、HALたちに(つまりHAL以外に人間の登場人物一人にも)再会できたのはうれしいことでしたが、二つの映画はかけたお金の額に相当の開きがあったみたいで、久しぶりのディスカバリー号が見劣りしたのは残念でした。

原作の訳本は、「2001年」も「2010年」も最近の版ではクラーク自身による長文の序がついていて、映画を含めた作品世界が頭に入りやすくなっています。ありがたいことです。

原作はさらに「2061年」「3001年」と続いて終わりますが、「3001年」では、今度はあの人に再会できて私は感激しました。最初に「2001年」の映画を見たときから、あの人はどうなったのかが気になっていたもので。

筒井康隆と映画(少々ネタバレあり)

2018年11月03日 | 日記
『モナドの領域』は、映画「オー、ゴッド」を思い出させる。どちらも「神」が登場し、裁判のシーンが重要なパートを占めている。この映画がひとつの踏み台になったのではなかろうか。

『虚構船団』からは、私はフェリーニの映画「そして船は行く」を思い出すのだが、この二作品に、少なくとも影響関係はなさそう。それでも、終盤に作者が顔を出す/撮影現場をわざと映しこむとか、世界史を凝縮してみせるとか(『虚構船団』第二章がそうであることは一読して分かるが、だれかが教えてくれたところでは「そして船は行く」もそうらしい)、「船」が舞台になっているとか、比べてみるのも一興。