20年ほど前、確か札幌駅でのこと。私は待合室かどこかにいたのですが、大勢のひとが座っているなかに、大きな荷物をもった、かつてのヒッピー風のおにいさんがいました。
そこに一人の小柄な、鋭い目つきをした白髭のおじいさんが通りかかり、このおにいさんをじろりと見て、「アイヌか?」と聞きました。おにいさんがだまって頷くと、おじいさんは私にわからない言葉、おそらくはアイヌ語で、何か短く言いました。おにいさんも私にわからない言葉、おそらくはアイヌ語で、こちらはけっこう長く話しました。おじいさんは満足そうに頷いて、立ち去りました。
何を話していたのでしょうね。二人とも、身なりはあまりよくなかったな…。
そこに一人の小柄な、鋭い目つきをした白髭のおじいさんが通りかかり、このおにいさんをじろりと見て、「アイヌか?」と聞きました。おにいさんがだまって頷くと、おじいさんは私にわからない言葉、おそらくはアイヌ語で、何か短く言いました。おにいさんも私にわからない言葉、おそらくはアイヌ語で、こちらはけっこう長く話しました。おじいさんは満足そうに頷いて、立ち去りました。
何を話していたのでしょうね。二人とも、身なりはあまりよくなかったな…。