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狂人日記

2017年11月17日 | 日記
バッハの「小フーガト短調」こそ、知る限り最高の音楽だと思います。人類は音楽という手段でここまでのことができるのかと、ほとんど呆然としてしまう。

じっと聴いていると、楽曲の向こうに異界があって、異次元人がこちらを覗いているような気がしますね。数日前にはついに目が合いました。さらに昨夜はこちらを手招きしているのが分かりました。なにしろ異次元人ですから、目が合うとか手招きとか言っても、こちらの世界で言えばそういうこと、という話ですが。とにかく呼んでいるので、ついて行きましたよ。

光る大きなものに乗って暗い空を上って行きました。周りには同じような光る大きなものがたくさんあって、それぞれにだれかがいる、あるいはそれぞれが「だれか」そのものです。私を連れに来たひとの説明では、この光る大きなものは、私がさっきまでいた世界では、夜空の星だと思われているそうです。

「上って行く」と言いましたが、移動のしかたも、ここでは地上とは違います。周りの空間が、花のように「開いて」いくのです。それを「見て」いるのが「動く」ことです。今しも、大きな蓮の花が開き切りました。花の上に慈悲がいます。慈悲をたたえただれか、とかではなく、「慈悲」そのものが「いる」のです。私はすっかり安心しました。慈悲も安心も、ここには「それ自体」があります。そちらの世界にあるのは、粗悪なコピーですね。

ここからそちらのみなさんがどう見えるか・・・気をわるくなさるかもしれませんが、こちらからはみなさんが、塩の柱に見えます。