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アジア情勢

2017年11月11日 | 日記
しばらく前ある雑誌に佐藤優が、中国は内陸の情勢がたいへんなのだから、海洋進出などと言っている場合ではないと書いていた。内陸情勢とはもちろん、「新疆ウイグル自治区」のイスラム教徒による、独立、反北京の動きの過激化を指すのだが、じつは「内陸」以外の方面もかかわっているのである。ことがあまりに重大なので、さしもの佐藤氏も、そちらの件はまだ表向きにするのをはばかったようだ。

その重大な事態とは、北朝鮮のイスラム化である。

北朝鮮は以前から、核技術の導入を通じて、パキスタンと親密であった。この筋から朝鮮労働党のイスラム化が始まったらしい。現在、党内では「主体(チュチェ)思想は六信五行への入口だった」という論文が回覧されているという(六信五行とは、周知のように、イスラム教徒のもっともたいせつな規範)。

近々、東で朝鮮イスラム人民共和国の樹立が、西でウイグル人による東トルキスタン国家の樹立が同時に宣言される。その際、東トルキスタンを援護するために、北朝鮮の核ミサイルの照準は北京に向けられることになっているという。

なるほど、中国は海洋進出どころではない。