獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

視覚障害者は個人賠償責任保険に入るべき

2013-11-18 21:17:26 | 網膜色素変性症と私
 先日視覚障害者の当事者団体の勉強会に行った私。白杖をもつことの大切さ、そして不慮の事故にあったときのための保険に入っておくことが必要だと知った私デスペア。網膜色素変性症な私。視野狭窄と視力低下が進行して外出時には白杖がてばなせない。

 この白杖は道路や側溝をたたいたりなぞったりして目のかわりになってくれるのと同時に、周りの人や車にも視覚障害者だということをしらしめて気を付けてくださいねと注意喚起す役割もある。

 ただ白杖をもっていても、2年前に近くのドラッグストアでバックしてくる車にあてられた私。そのときは買い物帰りでレジ袋にカップヌードルとかいろいろはいっていたのでそれがクッションになりケガはなし。家にかえりカップヌードルをみたら容器がへこんでいた。もしケガをして入院や障害をおったらとおもうと怖いね。そんなもしものときのために私は全労済の交通災害共済という傷害保険に入っている。自己にあっても入院費用や見舞金などがもらえる。

 これで安心とおもっていたが、視覚障害者は白杖をもっていても相手にけがをさせることもある。それはちいさい子供だったりよぼよぼ歩きのお年寄り。最近はニュースでも自転車にのっていた小学生がおとしよりにぶつかってそのおとしよりが骨折しねたきりになり多額の賠償責任が発生するとのこと。視覚障害者は白杖をもっていてちゃんとあるいていればもしも通行人にぶつかっても視覚障害者側に過失なしで賠償責任はないが、それでも万が一のときのために個人賠償責任保険に入っておく必要あるね。傷害保険は自分がケガをしたときにお金がもらえる保険で、個人賠償責任保険は相手をケガさせた場合にその相手にお金をはらってくれる保険。この2つはちがうのね。

 てっきり私のはいっている交通災害共済は個人賠償責任保険もカバーしてるかとおもいきやそうじゃないのね、さっそく入らないとな。勉強会ではセブンイレブンで自転車保険という名前で簡単にはいれるこ(年間4000円程度)と、また火災保険や生命保険の特約で個人賠償責任保険がついている場合もあると教わる。

 そこで、今度新居に引っ越すためにはいったエース損害保険のリビングプロテクト総合保険を調べてみると。どうやら1億円まで個人賠償責任保険もついているよう。これはラッキー。明日会社に電話して白杖ユーザーが歩行中車をきづけたり、こどもにケガさせたりしたときも保険がきくのか問い合わせてみようかな。あと示談交渉や裁判費用の面倒もみてくれるのかちゃんときかないとな。

 エース損害保険のフリーダイヤルをさっそくらくらくホンの電話帳に登録した私。これですこし安心して白杖をもって外出できるな。

p.s.
視覚障害者と保険については以下のホームページがかんたんでわかりやすいです。ほかのコラムも勉強になるのでご一読を。
視覚障害者と保険などためになるサイトはこちら
コメント (1)
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