こんにちは、かーちんです。
遂に本日をもってアナログ放送が終了となりましたね。
私、見取りましたよ。アナログ放送の最後。
もの心ついてテレビというものを見始めてから、ず~っとお世話になってきた電波です。
最後の最後まで見届けたいって思っていました。
これで遂に我が家のテレビはテレビでなくなってしまいましたが(笑)
とは言え、もう何年も前からテレビはほとんど見ない生活になっていました(笑)
1週間をトータルしても、テレビをつけている時間って何時間もあるだろか? といった感じです。
たぶん私は「アナログ」という響きに弱いのです。
何せ、レコードで育った世代ですから。
「アナログ」という響きには温かさと懐かしさを感じます。
現代の日本人が、どこかに置き忘れてきてしまった「心」を象徴するひとつ、であるように思えてならないんですよね。
アナログ放送は終わったけれど、私は頑固にアナログ的に生きたいなんて思います。
年寄りと笑いたければ笑えばいいさっ(笑)
彫金の世界もまた、アナログ→地デジのような動きがあります。
デザイン画を手で描き、色々な種類の彫金工具を使って手で作る時代から
今はキャドでデザイン画を作成し、そのデザイン画の通りに機械がワックスを成型し、それを鋳造。
タガネで彫っていた模様や文字、糸鋸での切り出しも、今はレーザーで出来てしまいます。
長い年月と、たくさんの経験から培われた職人技あればこそ作れたカタチが、今やほとんど手を使わずに機械で作れてしまう時代になりました。
でも! アナログ的人間の私としては、そこで大切にしたいのは「カタチ」だけではく、「心」とか「スピリット」と言われるもの。
「何かが宿っているような気がする。」などと、な~んとなく感じてもらえるようなもの。
そういうものを作っていきたいです。
機械を否定しているわけではないです。作りようによっては機械で作ったものでも、スピリットを感じられるもは、きっとできるんだろうなとも思います。
たぶん私が一番に思うのは、カタチの精巧さとかではなく、なんとな~く感じられる「温かさ」なんでしょうね。
その源泉が「心」とか「スピリット」なんだろうなぁ。
それは今まで作り手の、まさに「手」を通して宿ってきたのだと思うのです。
それ故に作り手の意識はとても大切ですね^^
太陽はよく「作ることで自分が育てられる」といったことを言います。
そうして長年経験を重ねた職人さんというのは達観していったんでしょうね。
だから、そうした職人さんの手から生まれたものには、ごく自然に何かが宿るんですよね。きっと。
アナログが消える時代だからこそ、その底流にはアナログを求める心がきっとあると思うし、その心を大切にしていきたいと思うのでした(^-^)
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