ジャッジ3人の採点が割れた。優劣が付かない。4度目の対戦はドローに終わる。こうなるとベルトを巻いてリングに上がったWBC世界フライ級王者・内藤大助が有利。2度目の防衛に成功した。
ゴングが打ち鳴らされる。互いにアグレッシブに動き回る。上体を沈め、がに股で前へ。内藤はおちょくるように揺さぶる。トリッキーな動きで17度の防衛を果たした偉大なる挑戦者ポンサクレック・ウォンジョンカムをかく乱する策をとっ . . . 本文を読む
勝敗を分けたのはラインアウトだった。トップリーグファイナルを制したサントリーサンゴリアス。奪ったトライ2本はいずれもラインアウトが起点だった。序盤からノーサイドの笛が鳴るまでセットプレーの精度は落ちることなく、リーグ戦無敗の14連勝、三洋電機ワイルドナイツに今季はじめて土をつけた。
早々にブラウンのPGで先手を取った三洋だが、その後立て続けにブラウンがキックを外してしまう。ドロップキックは致し方 . . . 本文を読む
待ち侘びた、いや待ちくたびれた“火の玉小僧”五味隆典の「戦極」参戦に胸を躍らせていたら、さらにビッグサプライズが。時を同じくしてFEG(HERO’S主催)と「やれんのか!大晦日!2007」実行委員会が連立を組んで「DREAM」なる新格闘技イベントを立ち上げた。「PRIDE」の消滅によりUFCの独壇場になりつつあった総合の流れにストップをかける動き。うねりは既に大晦日に手を組んだ際に出来上がっていた . . . 本文を読む
後半残り7分、門山のゴールによりスコアを僅差の21-23とする。たまらず韓国ベンチはタイムアウトを要求。ようやく試合終盤にきて日本に流れが傾いた。ムードは最高潮。北京への切符に手が届く距離まで近付いた。しかし、機能していたDFに綻びが生じる。激しいつばぜり合いの末、要所要所でペク・ウォンチョルにシュートを決められてしまう。対する日本は好機をゴールに結び付けることができなかった。止めを刺したのは両チ . . . 本文を読む
中東勢に有利に吹かれた所謂「中東の笛」により、異例のやり直しとなったハンドボール男女の北京五輪アジア予選。1枚の切符を懸けて日韓両国が激突した。
韓国のスローオフでスタートした一戦。スコア1-1から連続6ゴールを挙げたのは韓国だった。引いて守る日本は後手を踏み、次々とネットを揺らされた。フィジカルで劣っていることは織り込み済みだったはず。9mラインの内側への侵入を容易に許すのではなく、前に出てプ . . . 本文を読む
韓国との対戦は分が悪いそうだが、予選通過を果たして欲しい。
サッカー女子日本代表”なでしこ”だって強敵・北朝鮮に勝ったのだから。
ホーム開催でのアドバンテージ(ジャッジじゃないよ)を生かせ。
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バランスの取れたフォームではない。若干の微調整を施したとはいえアンバランスに変わりはない。手の振りは、独特の横振りである。体を前方に押し進めるには無駄があまりにも多く映るが、常識外れの筋トレで鍛え上げられた下半身が爆発的な推進力、力感を生み出しているのだろう。異次元の走りで都大路を駆け抜けた。
第26回全国都道府県対抗女子駅伝。三重県のアンカー、9区(10キロ)を任されたのはマラソンの女王・野口 . . . 本文を読む
距離を詰めて拳を交える。
WBC世界バンタム級王者・長谷川穂積と同世界ランク1位のシモーネ・マルドロットの一戦は序盤から打ち合いになった。
パンチの応酬は、2回に長谷川が右眉上をカット(バッティングだったが、レフリーはパンチによるものと判断)しても続く。
イタリアはサルディニア島からの刺客は接近戦を挑み、左右をスイッチさせるなど揺さぶりを掛ける。
相手の仕掛けに惑わされず、回を重ねる毎に酷 . . . 本文を読む
素早く、鋭く、深い。伝統のタイガージャージィを身に纏ったケイオーは魂のタックルを突き刺しまくった。ワセダのアタックを凌いではキックでエリアを挽回。ゲームプランを着実に実行に移す。連続攻撃を寸断することに成功した。さあ、次はアタック。が、攻め手が見出せなかった。エースWTBの山田を利してロングゲインを狙いたかったが、肝心のボールが出ない。いや、出せなかった、と記した方が適切だろうか。自慢のBK陣は宝 . . . 本文を読む
高校ラグビーファイナルは東福岡が伏見工を12-7で振り切り初V。
3つのトライ、いずれもが綺麗だった。
先制となる東福岡・正海のトライは個人スキルとスピードが凝縮されたものだった。キックを使わずにステップを切りまくって勝負して欲しいシーンも散見されたが、あれが現在の主流なのだろうか。
SH中村の間隙を縫ったトライも敏捷性が発揮されていた。己のサイズを知り尽くしたものの見事な一撃だった。
反 . . . 本文を読む