誰もが安堵の溜息を漏らしたに違いない。
0―1の敗戦が6月8日ではなくてよかったと。仮に第3国、バンコク開催となったドイツワールドカップ(以下、W杯)アジア最終予選で北朝鮮に辛酸を舐めたとしよう。翌日には新聞紙面はおろか、ワイドショーでも連日連夜取り上げられ一大事に発展したことだろう。
そう考えると第1回東アジア選手権(2003年、日本開催)で得失点に涙した借りを返すために臨んだ大会だったとし . . . 本文を読む
敗戦を背中に背負いながらチャリンコを漕ぐ。ギアがついていないこともあるが、なかなか前に進まない。激しい徒労感に襲われた。鬼怒川を渡る時には、南方の空に花火が咲いていた。普段ならばその場にしばし立ち止まり、夜空に映える花を見ていてだろう。しかし、夏の風物詩を愛でる気持ちなど起こるはずもない。2連敗を喫したのだから。おそよ言葉とは認められない声を叫びながらひとり国道を爆走した。レンタサイクルで。駅に着 . . . 本文を読む
一見すると栃木SCが攻勢に点じていたように伺えた。
現に40、44分と吉見のクロスに若林がヘディングで合わせたシーンは、ゴールの匂いがするものだった。特に終了間際のヘディングシュートは、角度によってはゴールネットを揺らしたかのようにも見えた。それだけ、惜しかったといえる。
が、実状は些か異なっていたのではないだろうか。YKK APにとっては守り易かった違いない。栃木SCの攻撃が一本調子だったか . . . 本文を読む
〈栃木SC〉GK星、DF横山、高野、遠藤、MF堀田、種倉、只木、石川(裕)(→吉見)、佐野(→高秀)、吉田(→松本)、FW若林
〈YKK AP〉GK中川、DF黄、濱野、木村、堤、MF牛鼻、星出、景山、野嶋、FW岸田(→石黒)(→原)、長谷川
前節、栃木SCは愛媛FCとのアウェーゲームで辛酸を舐めた。スコアは0―1と僅差ながらも、内容は完敗だった。連勝はついに13でストップし、首位ホンダFCとの . . . 本文を読む
迎えた後半も栃木SCは波に乗りきれない。若林は濱岡のタイトなDFに苦しみ、中盤は相変らずロングボールを蹴り込んでしまう展開力の乏しさを露呈し、ある程度の自由と時間を与えられても厳しい状況の方へパスを出してしまっていた。左サイドの石川(裕)が空いていたが、ボールは運ばれてこなかった。
栃木SCの拙い攻撃とは対称的にYKKは、セカンドボールをバイタルエリアで拾っては右サイドに叩き、栃木SCゴールに襲 . . . 本文を読む
対YKK AP戦
最終スコア:1-2
得点者:吉田(栃木)、黄、オウンゴール(YKK)
順位:4位(勝ち点38)◆首位:愛媛FC(勝ち点44)
猛追を見せるが・・・及ばなかった。
3位、4位対決でも敗戦を喫した。
今シーズン初の2連敗。
*コラムには気持ちの整理をつけてから取りかかります*
. . . 本文を読む
チームに貢献したいと意気込みを述べた中村。背番号は25と久々に重いものをつけるが、お気に入りの10番を手に出来るように頑張って欲しい。CL本選出場は厳しい状況に置かれてはいるが、まだノーチャンスではない。チームメイトを信じて、リーグ2節への出場へ向けて調整を怠らないように。 . . . 本文を読む
サッカー欧州主要各リーグの先陣を切ってフランス1部リーグが29日開幕し、昨季9位のパリ・サンジェルマンが同16位のメッスに4-1で快勝した。パリ・サンジェルマンは元フェイエノールト(オランダ)のFWカルーの先制点を皮切りに、多彩な攻撃で相手を圧倒。メッスはJリーグ1部の横浜Mから移籍した韓国代表FW安貞桓が後半途中から出場し、同23分に右足シュートで初得点を挙げた。(スポナビ参照)
一時は移籍 . . . 本文を読む