中年男のレースにかける夢

仕事を持つ傍ら、45歳にしてレースにかける夢を追う姿と体験をブログに記す。

ありがとう!そしてサヨナラ・ミネサーキット!

2006年01月24日 | Weblog


  昨年の7月にサーキットを走り始めて7ヶ月目に入りました。走行を始めて7ヶ月、何も分からず走り続けたミネサーキット。始めの内は、オレンジのつなぎのスタッフやオフィシャルの人達が、公道に立つ警察官のように思えてなりませんでした。走行枠ごとに写真の右の車(ランクル)でレスキューを出動させていて、来てもらう度に『またコイツか!』と言う顔をされながらも文字通りレスキューに来て復帰させてもらっていました(最高記録は、一枠25分で3回)。その内、グラベルにハマった5秒後にはパドックの方に目を向けると、青いパトランプを回しながらランクルが出動して来る様になりました(アレは完全に予測していたはずとしか思えない程のタイミング)。それもそのはず、誰に教えてもらう事も無く走り始め出した時のタイムはここには書けないくらい遅かった(1分57秒台。恥ずかしー!)のです。毎回毎回仕事とは言え出動させられる身になれば、堪ったもんじゃない。しかし、そこは人の情の素晴らしさ、レスキューに来る時のランクルのウインドガラスの向こうにニタニタと笑いながら、到着して降りてくるなり、冗談を言い合うような仲になりました。その中でも面白いものを紹介させてもらうと。・『今日はあと何回来たら良いですか?』『ガソリン満タンで待機せよ!』『はい、分かりました』・『相変わらず派手ですねぇ!(北川君)』・(コース復帰後に私が質問)『スミマセン、小倉方面はどちらですか?』『道なりです!』等など、沢山の冗談を言い合えるような関係になりました。又、最初はオフィシャルの人が私に対して振っていた青旗も、今は私の前の車に対して振ってくれるようになりました(57秒から40秒を切るくらい早く走れるようになったから)。何が言いたいか?私のドライビングテクニックが上がったとういう自慢ではなく、この方々がいなければ今の自分の走りは無いと言う事、そして、この7ヶ月間お世話になったこの方々に素直な気持ちでありがとうと言いたいのです。私は、走行終了のチェッカーが振られると必ず手を挙げます。その挙げた手の意味は『アリガトウ』と言う意味です。そして、ピットに入るまで各ポストに黄旗を持つオフィシャルの人にも同じ事をします。『私が、今日走れるのは皆さんのおかげです。』と言う想いで・・・。 しかし、それも2月で出来なくなります。残念ですが、本当にアリガトウございました。そのお礼になるかどうか分かりませんが、2月26日のよりのグランプリで(車が仕上がり、天候がよければ)37秒台をLapします。(38秒台にしておこうかなぁー?)  それを最後にお別れです。 ありがとう!そしてサヨナラ・ミネサーキット! (今日は卒業式の作文ぽくなりましたけど・・・・)