日乃屋カレー@両替町
木曜日の11時半です。
今日のランチはカレーに決めています。
本来は火曜日に行くつもりだったお店ですが、2日遅れたことになります。
そのお店というのは、立ち飲みでよく使う「へそ」さんでした。
前回行ったときに、ランチタイムでカツカレーを出しているという掲示があり、それを思い出してやってきたわけです。
「へそ」さんに着きますが、お客さんは誰もいません。
中に入ると出てきた顔なじみの店長さんがいます。
「今日はランチはあるの」
「すいません、今日は無いんです」
ありゃ、残念。
せっかくそれを目指してやってきたのに。
しかしそれではどこに行こうか。
しかし、リベンジにはうってつけのお店がすぐ近くにありました。
それも最近新規に開店されたばかりのカレー専門店です。
大通りを戻ってそのお店に向かいました。
すると私の目の前に、まさにお店に入るばかりというお客さんが見えました。
何か最近こういう傾向があるようで、デジャブ現象でしょうかね。
さすがに今回は引き返すこともなく、彼に続いてお店に入りました。
まずは入口すぐにある券売機で食券を購入します。
詳しい内容は知らないので、「左上の法則」に従って、「カツカレー880円」を選びました。
店員さんがすぐ横に待機していて、普通と大盛りが同じ料金だと言います。
私はもちろん普通盛りです。
大盛り無料というのがサービスのようですが、ほとんどの方が普通盛りでした。
このお店では座る席が指定されるようで、私は前のお客さんのすぐお隣のカウンター6番席に指定されました。
まずはセルフのお冷やを注いでカレーが出来上がるのを待ちます。
席の前にはいろいろと薬味などが置かれていました。
珍しいのがこれです。
「天かすガーリック」とは一体何でしょうかね。
私の後からもお客さんが入ってきて、カウンター席はほぼ埋まってきました。
お客さんはすべて男性の一人客ですが、テイクアウトの女性がお一人いました。
目の前の厨房ではカツが揚げられていきます。
順番で行くと私は二番目のはずですね。
しかし一番最初に出てきたカレーは、私の左のお客さんでも私でもなく、4番目に入ったお客さんのカレーでした。
種類によって時間が変わるのかもしれませんが、なぜか悔しい気分です。
とはいえそれほど時間もかからずにカツカレーが出来上がってきます。
フライヤーから揚がったカツが数枚ありましたから、これが一番人気なんでしょうね。
そのカツを包丁で何度か切っています。
それをご飯に乗せて上からカレーを掛けて出来上がりです。
カレーを掛けるときにお玉をぐるりと回しながら掛けるのが印象的でした。
まずは左手のお客さんにカツカレーが出されました。
続いて私の番です。
なぜか私のカレーは前から出てきました。
これは結構ずっしりと重いぞ。
楕円形のお皿に乗ったカツカレーの登場です。
カツは8切れに切ってあって食べやすいですね。
まずはここに「福神漬け」と「ラッキョウ」を壺から取って、お皿に出しておきます。
これにもいろいろ好みがあるでしょうが、面倒なので最初に取っておくのが良いかと思います。
では待望のカレーをいただきます。
おや、このカレーは甘いぞ。
一口目は甘さが先に来ます。
しかし二口目からはじわりじわりと辛さが出てきました。
これは面白いタイプだな。
カレーの具はほとんどわからないぐらいに煮込まれています。
たぶん色々なスパイスが入っているんでしょう。
そして揚げたてサクサクのとんかつがやはり一番ですね。
ただ、私はスプーンだけですと食べにくいので、割り箸も参加させて、二刀流でいただきました。
半分ほど食べ進むと、やはり辛さが出てきてほんのりと額に汗が浮かんできます。
席の前には一味唐辛子も置いてあるのでこれも少し掛けてみました。
辛いものが好きな方にはこれがお勧めです。
そして気になった「天かすガーリック」も掛けてみます。
カリカリしていて面白い食感ですが、私には良さがあまりわかりませんでした。
ここで初めてグループ客が入り、奥のテーブル席に案内されました。
そうか、奥にも席があったんだ。
調理のメインは若い女性で、男性二人がサブだという構成も面白いです。
ライスの量も多めで、私にはかなり満腹感の高いランチになりました。
さすがにカレーの連続はそろそろ限界でしょうかね。
ごちそうさまでした。
このカレーチェーンは都内でもよく見かけますが、まだ未訪なのです。
カツカレー全体にルゥがベチョ~っとかかてるでしょう。
ルゥ無しの素のカツと、ルゥが塗してある部分と
それぞれ楽しみたいのですが。
「半がけにしてくれ」そういうワガママなオーダーは無理でしょうしねぇ。
都内でも多いお店なんですね。
ジャンさんよりも先に食べられて幸せです。(笑)
確かにカレーのかかっていないところもあると、視覚的にはいいですね。
厨房でカレーを掛けているところを見ましたが、丁寧に回しがけしていました。
「半がけ」を言えばたぶんリクエストに応じてくれると思いますが、これは勇気がいりそうですね。
チャレンジ日記を拝見したいものです。