居心地

相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

愛を読む人

2009年07月02日 | 映画、DVD、TV
先月はとうとう行けなかった「月一映画館で映画」

昨日はレディースデイなので仕事帰りに寄ってきた。



15才の少年マイケルは母親ほども年の違う

ハンナと出会い大人になる。

マイケルはどんどんハンナに惹かれていくが

主導権はいつも彼女。

ある日、ハンナはマイケルに言う

「本を読んで聞かせて」


四角四面の世界に自分を当てはめて生きてきたハンナが

マイケルとの出会いによって

まるでひな鳥のように怖ず怖ず一歩を踏み出して行く。

が、ある日こつ然とハンナはマイケルの前から姿を消す。

死んでも守りたい秘密の為に...


月日は過ぎ去り、

突然の再会は思いもよらぬ形で二人を巡り合わせた。

ユダヤ人虐殺裁判の被告人と法学生として。


判決の後 重大な事実に気付いたマイケルは

牢獄のハンナへ朗読のテープに載せて

自分の気持ちを届け続ける...




この原作本を読んだ時、私は

マイケルと出会ったハンナと同じ年だった。

朧気な記憶と共に観ると

当時は思いもよらなかった感情が沸き上がってくる。

ハンナ役、ケイト・ウインスレットの

目の動きも肌の質もシワも素敵。

原作に無いマイケルの娘との語らいが胸に響く。



本が映画化される際にはがっかりして仕舞う事も多々あるけれど

この映画に関しては何の心配もいらなかった。


再び「朗読者」を読み返している



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コメント (8)
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