AYUKO Soul Quest. "スピってるがフィジってる"

元気になってくれ。
自分にときめいてくれ。
そして愛を見つけてくれ。

「私はプリンセスになりたかったのだ」1

2018年11月13日 | 女性であること、のあれこれ
「私はプリンセスになりたかったのだ」

その「私」とは、私です。

超長編投稿シリーズ、
前回は「私にとって女性性・セクシュアリティーは大切だ」なんていうことを、
歌手としてのスタイルやテーマのことを話しながら書かせていただいた。

「私はプリンセスになりたかったのだ」が分かるまで、
生まれてから30年以上もかかってしまった。

30ちょいの時に、不思議な導きでヒーリングの先生と出会い、
彼女の元で、4人の生徒が一年かけて
ボイス・ヒーリング(声の波動を使うヒーリング)を学んでいったわけだが
最初のセミナーの時に「皆さんの課題は女性性ですね」と言われた。

つまり、おんなじ課題を持った女子たちが集まってしまったわけだ。

ヒーリングを学ぶと言っても、
最初からヒーリングの技術を教えてくれるわけではない。
ヒーラーになるためには、まず己を知り、
クリアすべきところをクリアしていかなければならないのだ。
それは「完璧な人間になる」ではなく、
自分を知らないと、簡単に自分の「影」を
ヒーリングを施す相手に投影させてしまうからだ。
自分の状態を知ること、自分のシャドウを知ること。
それに随分時間をかけた。

インナーチャイルドと対峙するのが一番きつかった。
隠していたつもりの思いがボロボロ出てくる。
母のこと。父のこと。とにかく色々。
どんだけってほど泣いたが、
今思えば、あれは私の歴史の大掃除であり、
散らかっていたものから「もういらない」ものを
「なぜいらないか」を理解し、手放し、
そして、全てをあるべきところへ戻してゆく・・・
そんな作業だった。

先生からの我々への最初のミッションは

「黒いもん着るな。なんならピンク着て。
あ、スカートも履いてみてね」

であった。ひ〜〜〜〜〜!
みんな「必ず」黒ベースファッションだった。
「そ、そんな。持ってないですーーーー!」

でも、私は「この一年間は」先生を信じると決めたので従うことにした。
女性性が課題である我々は「黒がないと生きていけない」人生を送っていた。
「ピンク」ほど「あり得ない色」はなかったのだ。

なぜ、今の私にとってピンクは一番好きな色なのに、
その時まで「あり得ない色」だったかは、私の幼少期まで遡る。

つづく。




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