大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

2月2日(金) 追浜道場

2024年02月04日 | 追浜道場

押忍! 追浜道場の小林です!

久しぶりに稽古日誌を書かせて頂きます。

2月に入って、急に寒くなったこの日、稽古参加は15名でした。

 

【基本と移動稽古】

 まずは、各自で組手構えになって、道場の端から端までを、移動しながら基本の確認です。

①ワンツーを打って、一歩前に出て、逆構えでのワンツー。

 ※突きがまっすぐ出ているか? 引手は顔面をガードできているか? 足の開きが広すぎないか? ひざを内側に締めて、腹筋に力が入っているか? などを確認します。

②主にフックとアッパーでシャドーをしながら移動。帰りは下がりながら。

 ※フックを手だけでなく、体重を乗せて打てているか? 突きが流れていないか? アッパーの打ち終わりで拳を引けているか? 仮想の相手との間合いや攻防に対応できるように。 などを確認します。

③主にひざ蹴りでシャドーをしながら移動。帰りは下がりながら。

 ※刺すようなひざ蹴り、横から回すようなひざ蹴り、相手を崩してのひざ蹴りなど、一つ一つを丁寧に確認しながら。 特にひざ蹴りは単発では難しいので、突きやフェイントなどを混ぜながら、仮想の相手をイメージすると良い。

 

【対人稽古】

 続いては、前後に向かい合った状態で、実際の相手との間合いを見ながらの稽古です。

①攻める側は、上段突きを左右交互に出しながら前に出ます。この時に相手の頭に届くか届かないかくらいの間合いで突くことを心がけます。対して受ける側は、下がりながらパリング、スウェー、ダッキング、ヘッドスリップなどで交わしながら、相手との間合いをつめたり、離れたり、サイドに回ったりと確認しながら行います。

 ※突く方は、ちゃんとまっすぐに突かないと受け手の練習にならないので注意しながら突く。まったく届かない突きも意味がありません。

②①をハンドミットを使って、当てるつもりでフェイントも交えながら行う。受ける方は、反撃までを考えながら受けたりよけたりできるように確認する。

 ※攻める側は、狙うところは一点のみなので、うまく当てられるくらいの気持ちで。ただ、ハンドミットを回したり、突き出したりすると危険なので、突きの軌道と同じように打ち出すことに注意。

③パンチミットを構えてもらい、ワンツーを出した後、すぐに返しの突きを2発出してもらい、それを交わす。

 ※何回かやっていくと、相手の突きのパターンが読めるようになるので、より早くよけたり反撃したりできるように心がける。

④③で反撃の突きを交わした後に、蹴りをだす。

 ※よけ方が大きすぎると、蹴りまでの時間がかかってしまうので注意。また、よけた時に、間合いが近すぎると蹴りが出せないので、その場合はプッシュしたり、回り込んだりして蹴りが出せるようにする。

⑤④の蹴りの前に、突きなどを入れながら、気合を入れて2分間、息上げのための打ち込み。

 ※蹴りの前に出す技については、各自で決めながら行う。お互いに広く動きながら、いろいろな技を試すようにする。

 

【自由稽古】

 S原さんとキックミットを使って、回し蹴りとローキックの確認と、その蹴りを活かすための構えやコンビネーションの研究をしました。S原さんは大きいので、構えを大きくしたり、蹴り技を少し入れるだけで、相手からすると間合いがつめづらいので有効的だと思います。実際に構えてもらうと、こちらから攻撃するのが難しく感じるくらい、間合いが遠く感じました。また、いろいろな技を研究しましょう。S原さん、ありがとうございました。

 

 私事で約3か月の間、休会させて頂いており、稽古を再開するにあたり、皆さんと距離が出来てないかな?体が動くかな?と心配しておりました。今回再開するにあたり、皆さん変わらず暖かい雰囲気で迎えて頂き、楽しく稽古することが出来ました。森先生をはじめ、横須賀湘南支部の方々は、本当にまっすぐで真剣に稽古参加しており、気持ちが引き締まりました。改めて稽古に参加するって楽しいし、ストレス発散になるなと実感できました。動きが戻るまでは、少し時間がかかると思いますが、焦らず稽古を続けたいと思います。

 本格的に寒くなってきましたので、体調管理に気を付けて、頑張っていきましょう! 押忍!