大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

2022年11月25日(金)追浜道場

2022年11月26日 | 追浜道場

追浜道場、小久保です。

本日参加は15名。それほど寒くはなく絶好の稽古日和でした。

 

★始めにストレッチから。

〇腿や股関節付近のストレッチをじっくりすると軽く汗ばみます。(はいきっと僕 だけ。)

 

★膝蹴り

〇膝蹴りを主体としたシャドウを2分間。単に膝といえども、受け後、さばき後、流し後、カウンター、上中段、まっすぐ、横からなど多彩なバリエーションが使えます。

〇対人で並行立ちから膝で相手を押す。~ミットを持ってもらい膝で押す。並行立からなので、うまくしないと押すどころかバランスを崩します。

〇ミットに対し上段の膝

〇ミットに対しストレート→上段右膝(ステップ私用の有無はそれぞれ)

 

★首相撲

〇交互に首の取り合い。首を取られた状態から相手の首(頸動脈付近)を手で押し、相手の手の隙間ができたら、片手を入れ首を取り、もう一本の手も入れ完全に取る。すぐに崩しを入れ2~3回膝を蹴ったらそのまま交代。数回繰り返し。

ポイントは

・首を取るときは必ず相手の手の内側に入れなければ逆に決められてしまう。

・密着しすぎるとサバオリを決められる。

・悪くても片手は必ず取るようにする。

・首を取った後は肘と肘を付けるようにすると抜けられにくい。

・首を取った直後に崩しを入れると反撃や取返しを防ぎ攻撃しやすくなる。

・状況、または、相手に応じて襟首の後ろをつかんでしまうと抜けられにくくなっ たり、間合いを制御しやすくなるそうです。

 

★首相撲、膝蹴りのみの攻防

〇相手を変え4回ほど行いました。この時、本日の始めにやった、並行立からの膝蹴りの動きがとても有効だと知りました。もちろん距離を作ったりタイミングを合わせたりは必要ですが、なるほど!!と、思いました。

〇膝蹴りへの対処

・ギリギリでかわし、相手の足が床に着く前に膝蹴りを返す。

・サイドに避けて開いた足を内側に閉じるようにヒザの内側で腹をける。

・膝蹴りが来た時に相手の首の下あたりをプッシュすると後ろに転ぶ。

などなどを、教わりました。なかなか奥が深いです。

本日稽古した内容は””THE大道塾””的なテクニックとの事です。確かに打撃と組み投げに特化した攻防の中で多々発生する通過点、交差点になるものですね。日頃からちょこちょこと練習に取り入れたいと思います。

★自由稽古

〇K林さんと技研究。力んでいる我々に対し先生から片手だけ首を取った状態から横に崩す事を教えていただきました。右へ崩す、左へ崩す、崩した後の打撃、投げ、キメ、マウント、寝技、などなど、一つの方向性から、かなり視野が広がりました。K林さんありがとうございました。

 

★最後に

本日少年部の2名が黒帯を授与されました。先に手渡されていた1名を含み3名、最前列に並んでいただき全体写真を撮りました。黒帯を取られた方おめでとうございます。年内残された稽古日が数えるほどになってきました。きちんと気合を入れ最後まで怪我無く稽古に励んでいきましょう。

今回もありがとうございました。