大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

2022年11月15日(火)久里浜クラス稽古日誌

2022年11月16日 | 久里浜道場

この日は16名の参加。安浦コミュニティーセンターでの稽古でした。

1.準備運動

2.基本稽古

ワンツー。ワンツースリー。ジャブ、左前蹴り、ワンツー。などコンビネーション数種類と蹴りの基本を行いました。蹴りの基本では、特に膝蹴り、後ろ蹴りの確認を行いました。膝蹴りは胸の高さくらいに上げた自分の掌を蹴っていきました。そこまで上げないと、実際に蹴ることはできないため、確認です。また、後ろ蹴りは、膝を前にあげずに、構えた場所からそのまま膝を曲げ、踵を上げるように蹴るとスムーズに蹴ることができることを確認しました。

3.対人稽古

①飛び膝蹴りの確認:ミットに飛び膝を蹴っていきますが、ここでは強打というよりも足運びと体の使い方を確かめながら行いました。膝のインパクトと着地の足が同時になると跳ぶ力を蹴りに伝えることができないため、蹴った後に着地するように意識して行いました。

②前蹴りの確認:相手の腹に前蹴りをゆっくり蹴っていきます。スナップの蹴り、ストッピングの蹴りの使い分け。距離の調整を確認しました。

③相手の左に対し、捌いてロー、前蹴りの返し:相手の左を捌いて同時にロー、そして前蹴りに繋げます。ジャブは右手で捌き、ローはそのまま右で蹴って練習しましたが、慣れてきたら、捌いた後逆に回って左でローを返したり、ローの後さらに回ってサイドから蹴ったりするなど、バリエーションを考えて動きを広げていきました。

④足払いから前蹴りの連携:相手の前足を足払いで崩し、前蹴りにつなげます。

⑤掴んで崩しから、ロー、前蹴りの連携:構えている相手の前の手や袖を掴み、瞬間的に前に崩してロー、そのまま前蹴りにつなげます。崩しは、相手の手首を引っ掛けたり、袖を瞬間的に掴んで崩すなどします。慣れてきたら、崩しながら少しサイドに回るなど、自分のポジションを変えたり、捌いてからパンチを入れたりするなど、バリエーションの研究を行いました。

⑥前蹴りを蹴り、かわされたあとに後ろ蹴りへの連携:基本的な動きの練習として、前蹴りを2発蹴り、3発目をスウェーで避けてもらいます。攻撃側は避けられた時の対処として、その後の後ろ蹴りにつなげます。思ったより距離が近いので、後ろ蹴りが詰まってしまいがちですので、前蹴りの蹴り足を下ろす位置で距離調整をします。また、コンパクトに蹴るためにも、後ろ蹴りは横から回さずに真っ直ぐ蹴るイメージで蹴ります。

⑦相手の左を捌いてロー、前蹴り、後ろ蹴りの連携:③と⑥をつなげた動きです。初めはオーソドックスな動きで練習し、慣れてきたら、右ローのあと右の前蹴りを蹴ったり、ローを蹴った後左のパンチを入れて、左の前蹴りを蹴ったりする「対角線ではない攻撃」をイメージして動きのバリエーション研究を行いました。

⑦後ろ蹴り、跳び膝蹴りのミット:最後にミットに後ろ蹴りと跳び膝蹴りを全力で蹴り込みました。両方とも、蹴った後前に体勢が崩れてしまうような蹴りではなく、しっかり蹴っても元の体勢に戻れるように意識して蹴り込みました。中学生のHくんの蹴りは重く、久々にミットの持ちがいのある蹴りでした。

4.自由練習

この日は、今までたくさん稽古をつけていただきお世話になっているK先輩が参加されたので、久しぶりに稽古をつけていただきました。強いプレッシャーに負けないように前に出る気持ちを強く持って攻めたところ、ことごとくカウンターの餌食になりました(笑)。そこで、先生から「もっと足を使って長い距離で行うと良いですよ」とアドバイスをいただき、その通りにスタイルを変えてみたところ、「少し良くなりましたよ」とK先輩からも良い感想をいただきました。気持ちも大事ですが、冷静に戦術を考える頭も大事ですね。先生、K先輩、ご指導ありがとうございました。

 先日の全国大会に出場した選手のみなさん、応援に行かれたみなさんお疲れ様でした。またどこかで大会の模様をお聞かせいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。