大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

7月15日(金) 追浜道場

2022年07月16日 | 追浜道場

押忍! 追浜道場の小林です!

ゲリラ豪雨で気温と湿度が高い中、稽古生は24名の参加でした。

 

【準備運動】

前後ペアで向かい合って、片足を腰の位置くらいに持ってもらい、30秒キープ。

次に足を床に下ろさず、体を反転させて後ろに沿った状態で30秒キープ。

これを両足、交代して行いました。

 

【対人稽古】

①前蹴りの足の確認

 相手の中段に前蹴りを当てて、その際の足の形の確認を行いました。

 足の裏やかかとが当たってしまわないよう、足の指を反らして中足で刺すように蹴る。足を戻す時も、そのまま下に下ろさずに膝を曲げて引く。

 これを両足、さらに構えの前後でもそれぞれで確認する。

②横蹴りの足の確認

 相手の中段に横蹴りを当てて、その際の足の形の確認を行いました。

 足を伸ばしたまま蹴るのではなく、一度膝を曲げて振り子のように蹴る。

 足の親指を曲げ、足首を内側に曲げ、足の外側(足刀部分)が相手に当たっているかを意識して蹴る。足を戻す時も、そのまま下に下ろさずに膝を曲げて引く。

③ストッピングの練習

 相手が前に出てくるタイミングで、相手の太ももや腰の辺りに足を当てて止める。

 相手の膝を狙ってしまうと反則になってしまうし、危険なのでお互いに注意して行う。

 ストッピングの際、相手の上段をもらわないよう、こちらは少しスウェーをしながら行うと良い。

 ストッピングする足も、構えた前足の内側と外側、後ろの足など、タイミングをはかりながら試してみる。

 慣れてきたところで、下段・中段・上段とストッピングで当てる場所を変えて蹴ってみる。

④相手の突きに対する崩しの練習

 胸のあたりに突きを出してきてもらい、交わしながら相手の外側(サイド)にまわる。

 ただ突きを交わすだけだと、すぐに次の攻撃がきてしまうので、交わすと同時にその腕(又は袖)をつかんで、やや下に落とすと、相手の体勢が崩れて次の攻撃を受けにくい。

 ※腕をつかむときは、相手の手首あたりを、親指と中指でしっかり握ると良い。

 ※袖をつかむときは、こちらの小指を袖に絡ませてつかみながら引くと良い。

 ※肘下の余った袖を、握って絞るのも有効。

⑤④からの反撃の打撃

 相手を崩すと同時に、回し受けの感じで相手の首に手を回して、頭を下げさせてから反撃をする。

 そのまま、膝を入れても良いし、ローでさらに崩すのも良いし、上から肘打ちでこめかみあたりを狙うなど、いろいろと試してみる。

⑥⑤からの投げ

 相手を崩していろいろ打撃を出すと同時に、逆方向に振って、体勢をさらに崩させて、投げられるくらいのところまで行う。

 足をかけて転がしたり、腰を入れて持ち上げたり、体勢を崩させてから連携できるようにいろいろと試してみる。

 

【自由稽古】

 T高さんとマスクをかぶって、手技と頭突きだけのマススパークリングを行いました。蹴りがない分、間合いが近くなりますが、多彩なジャブやストレート、フックの連打でだいぶ打ち込まれました。それを見ていた先生から、『構えをもう少し大きくして、相手の突きの軌道を少し変えるだけで、多少当たっても、頭が後ろに行くほどの強打をもらわなければ大丈夫。』とご指摘を頂き、そこからは少しずつ直撃を交わすことが出来たような気がします。確かに自分でも右手の構えの位置が、あごの近くだった為、交わす時に一瞬のずれがある感じがしましたので、これからは気を付けていきたいと思います。

 

 8月7日(日)は合同稽古がありますので、普段一緒に稽古をしていない方々と顔を合わせられることが楽しみです。最近は道着が汗でびちゃびちゃになるくらいの高温多湿な状況での稽古になりますので、各自でしっかり水分補給を行って、日頃から体調管理に十分気を付けて猛暑を乗り切りましょう! 押忍!