大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

2020年11月10日(火)久里浜クラス稽古日誌

2020年11月11日 | 久里浜道場

この日は17名の参加。ミットの日です。久里浜所属の一般部は少なかったのですが、追浜からK保さん、K林さん、Sさんが出稽古に来られました。(私も出稽古組ですが((笑))

1.準備運動

2.基本稽古:形や応用的な動きの確認を行いました。

①ジャブ②ワンツー③ジャブ・右アッパー④ワンツー・左ボディアッパー④その場で前蹴り、引き足をそのまま後ろ蹴り⑤右ひざ:腰を使って遠くへ。⑥スイッチ左ひざ→ステップイン右ひざ→ターン⑦足払いの確認:腰を使って大きく払う

3.対人稽古

①右ストレート→右ハイ:ステップインして右ストレートを打ち、下がった相手にハイキックを蹴ります。ハイキックは膝を相手の正中線を超えるイメージで蹴ると重い蹴りになります。ここが上手くいかないと足の先だけ大回りで回ってしまい、遅いうえに内脛がヒットしません。膝をコンパクトにたたんでシャープに深く蹴ることがポイントです。

②①をかわされた後の横蹴りまたは後ろ蹴り:①の動きを2度行い、3度目に受け手がスウェーでかわします。空振りした足を素早く横蹴りや後ろ蹴りに変化させ相手のボディを蹴ります。受け手は、空振りを「チャンス!」と思い前に出ると、カウンターでボディに刺さります。組手でも何度かもらったことがあるのでその効果は身にしみてわかります。

③ハンドミットへの走りこんでのローキック:ハンドミットに走りこんでローを蹴りこみます。組手のフットワークとは異なり、歩み足で一気に間合いを詰めて蹴りこみます。この時、下半身と上半身をそれぞれ逆方向にひねりながら歩み足を行い「タメ」を作ることがポイントです。また、内脛を振り下ろすように蹴っていくと重くて痛い蹴りを蹴ることができます。

④ジャブ→走り込みの右ロー:ジャブで相手が下がったところを走りこんで距離を詰めてローを蹴ります。③で行った動きの手技との連携です。この後、手技のコンビネーションからのローを行いました。

⑤④をかわされた後の横蹴りまたは後ろ蹴り:②で行った動きを走り込みのローで行いました。

⑥走り込みのローの強打:ビッグミットに向けて走り込みのローを強打しました。動きの中での「タメ」、「内脛を振り下ろす」など、③で行った動きを確かめながら強打しました。足さばきから蹴りの動きがスムーズにいくと感触の良い蹴りが蹴れました。やはり一連の動きは繋がっているので理にかなっています。結構時間をかけて集中して行いました。

4.自由練習:K保さんとマススパーをしました。この日のテーマは「距離と出入り」で行いました。フットワークを使って距離を測り、ここぞという時に一気に距離を詰めて攻撃を加えるイメージを試しました。上手くいったりいかなかったり・・・(当然ですが)。「ここぞ!」と言う時はなかなか見つけられませんし、見つけても時機を逸してしまいます。相手を揺さぶるなど、組手のプランを成功させるための手立てが色々と必要になります。色々考えたり試したりしていくのは楽しいので、今後も「今日はこれ!」と言うテーマをもって自由練習をしていこうと思いました。K保さんありがとうございました。またよろしくお願いいたします。