ユーロ圏の金融政策を決める欧州中央銀行(ECB)は2日の理事会で、政策金利を年0.75%のまま据え置くことを決めた。7月の理事会で決めた利下げの効果を見極めるべきだと判断したとみられる。
ECBのドラギ総裁は7月26日、「ECBはユーロを守るため、あらゆる手段を講じる用意がある」と述べた。金融市場は、ECBが3月から中断しているユーロ圏各国の国債買い入れを再開することを示唆した発言と受け止め、スペインやイタリアなどの国債が買われて金利が急低下、株高とユーロ高も進んだ。
2日の理事会で、国債買い入れを再開するかどうかについても話し合われたとみられる。ただ、ドイツ連銀(中央銀行)は、国債買い入れが中央銀行による財政支援につながるとして反対の姿勢を示している。
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