【パリ=三井美奈】主要20か国・地域(G20)首脳会議でメキシコ入りしたキャメロン英首相が18日、フランスのオランド政権が富裕層増税を公約したのを受け、「仏企業を赤じゅうたんを敷いて歓迎する」と英国移転を促し、仏側の憤まんを買った。
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この発言は企業関係者との会合で行われた。首相は特に、オランド大統領が年間100万ユーロ(約1億円)以上の収入に75%課税すると宣言したことに言及し、「企業は(仏でなく)英国で税金を払っては」と述べた。これに対し、サパン仏労働相は「(ドーバー海峡で)じゅうたんはびしょぬれになる」と皮肉で応じた。
社会党のオランド仏政権は17日の国民議会(下院)選で大勝し、新議会に税制改革を提案する予定。
英政府は消費刺激を狙い、富裕層の所得税や法人税の軽減を進めている。
(2012年6月20日16時04分
読売新聞)
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