「アカデミー 3Dで浮上狙う 授賞式会場「ドルビー・シアター」に最新設備導入」:イザ!

2012-06-17 01:23:07 | 日記

世界最大の映画の祭典、米アカデミー賞の授賞式会場が、「コダック・シアター」から「ドルビー・シアター」に衣替えした。
新たに命名権を取得した米音響技術大手ドルビー・ラボラトリーズは、最新の3D(3次元)上映システムを導入。
賞を運営する米映画芸術科学アカデミーでは、娯楽大作を中心とした3D映画の上映に加え、テレビ中継される授賞式にも3D技術を取り入れ、祭典を盛り上げたい考えだ。
もっとも最近のアカデミーは娯楽大作に冷たく、3D映画は最高の栄誉である作品賞を受賞したことはない。
3D導入でアカデミー賞は変わるのか。
■20年間の使用契約
「このシアターはアカデミー賞の世界的舞台となるだけでなく、今後何十年にもわたり、われわれの技術革新を世界に披露する場となる」
ドルビーのケビン・イェーマン社長兼CEOは6月11日のリニューアル発表で、こう胸を張った。
ドルビーは、1月に経営破綻したイーストマン・コダックに代わり、20年契約で新たに命名権を獲得した。
劇場には3D上映システムに加え、次世代音響システム「ドルビー・アトモス」を採用。
縦10メートル、幅17メートルのスクリーンをはじめ、デジタルプロジェクター2台や164台のラウドスピーカーを配置した。
ドルビーのデビット・グレイ副社長は「(劇場に)大変革をもたらす。
観客は、このスペースを現実世界のように体験できる」と語り、映画の物語の中にいるかのような臨場感を強調した。


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