経済産業省原子力安全・保安院が原子力関連のシンポジウムへの動員を電力会社に指示するなどしていた問題で、保安院の元原子力安全広報課長(55)が3日、読売新聞の取材に応じ、九州電力と東北電力の原発に関するシンポジウムや公開討論会でも、社員の動員と意見表明を要請していたことを認めた。
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元課長は国の第三者委員会に詳細を報告するという。
元課長によると、2005~07年に開催された九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)のプルサーマル導入を巡る国主催のシンポジウムや佐賀県主催の公開討論会のほか、東北電力女川原発(宮城県)に関するシンポなど計5回。各電力会社に対し「ぜひ参加し、意見を言ってほしい」などと口頭で呼びかけたという。
(2011年8月3日11時48分
読売新聞)
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